私のおすすめ

CasaBRUTUS 2008/09月特別号

CasaBRUTUS 2008/09月特別号(08月09日発売)

・自由研究 Research Project ロングライフ・プロダクト・カタログ 長く使えるモノって、どんなモノ?

1冊丸ごと「環境学校」の授業のような作り。夏休みということで自由研究のページをのぞいてみましょう。この特集では皆さん、長い年月、大切に使い込んできたモノを披露されています。私も「物持ちのよさ」にはちょっと自信があります。ベッドカバーは子どもの頃からのお気に入りの柄で、30年以上使っているものが(単なるケチ? もしくは貧乏性?)。……が、当たり前ですが、辰巳芳子さんには軽く負けました。使用年数100年を超えた鍋って……。年季が違います。しかも、私なんかの物持ちのよさはかなりケチくさいのですが、辰巳さんの所有の品々には歴史があって、品格すら感じさせます。戦時中にお母様がお鍋でパンを焼いて、近所の人と分け合って飢えをしのいだなんて、鍋ひとつにも崇高なエピソードがあるわけで。ただ古いものを持ってりゃいいってわけではないですね。モノのクオリティとお手入れが肝要かと。学びました。

ELLE a'table 2008/09月号

ELLE a'table 2008/09月号(08月01日発売)

肉料理をもっとおいしく!

基本的に肉食ではない私ですら、テリテリとした、そしてジューシーそうなお料理の数々を眺めているうちに、この暑さを肉でもって乗り切るのもありかと思ってしまいました。なかでも長尾智子さんご提案の「マリネ」技は学ぶところが多いです。シンプルなお肉料理も、ググッと風味がアップ。そして植松良枝さんのアジアンな肉料理たちも、今日のような蒸し暑さの中ではそそられるものが。手羽先揚げベトナム屋台風なんか、ビールにぴったりですねー。かといって、肉ばかり追求する「肉魂」の持ち主ではないので、フルーツや野菜を使った付け合せ特集や、「野菜と一緒に、大満足の肉どんぶり」にも安息を見出しました。肉特集でありながら、このバランス感覚。さすがELLE a tableです。それはさておき、とりあえず今からお肉屋さんへ、いざ。

marie claire 2008/09月号

marie claire 2008/09月号(07月28日発売)

[reportage]プラネット・ウーマン・リポート 今、女性たちが動く! 世界が変わる!? 地球を救うために日々がんばっているのは、何もセレブだけじゃない。世界各地で、より明るい未来のためにチャレンジを続けている女性たちをリポートする。

セレブの社会貢献ネタに若干、食傷気味。女性誌がこぞってセレブの貢献活動を追いかける現象は、やや思考停止状態に近いものを感じさせます。そんななか光っていたのがこの特集。フツーの女性、それもいわゆる支援する側である先進国の高等教育を受けた女性ではなく、まさに貧困や差別の真っ只中にある人々の中から誕生しているプラネット・ウーマンたちをフィーチャーしています。例えば、ラオスでクラスター爆弾の処理を手がける若き女性グループ。まだあどけない少女の面影を残す彼女たちが、命がけで爆弾の撤去に取り組む姿は、かなり勇ましい。でも、貧困家庭出身の彼女たちにしてみれば、高収入を得られるから命がけの仕事も厭わない、という裏事情もちらりと垣間見え、問題の根深さを感じました。そして、インドの不可触民の女性は、鉄の棒で悪徳警官やアル中の夫を殴打するという、はちゃめちゃぶり。一瞬コメディかと思いましたが、こうでもしない限り、弱者はいつまでも叩かれたまま。彼女らにしてみれば生き残りをかけた必死な闘いなのでしょう。社会貢献をファッションのように扱う記事にはない切実さが伝わってきました。

SPUR 2008/09月号

SPUR 2008/09月号(07月23日発売)

日本にいながら、桃源郷へひとっ飛び! 今年の夏はインドカレーでめくるめく!

SPURのレストラン・ページの充実ぶりには、毎回、目を見張るものが。女子好きのするお店をきっちりセレクトしています。そして夏真っ盛りの今号は、そりゃやっぱりカレーでしょう(靴よりもバッグよりも、カレーを選ぶ自分をどうかと思いますが)。もちろん、ガッツリ、こってりした男子カレーではなく、スパイスの恩恵にバランスよくあずかることのできるインドカレー。それもココナツミルクベースだったり、油の少なめなレシピだったりと美と健康への配慮も忘れていません。そして、どのお店もロケーションが素敵そう。例えば、孟宗竹の林のそばに立つ「竹林カフェ」。8月はシェフが里帰りと修行を兼ねて帰国するため不在とのことですが……。生活の木の運営するハーブガーデンにあるレストランでは、カレーを食したのち、同じ施設内でアーユルベーダも受けられ、悠久のインドの知恵にたっぷりと癒してもらえそうです。明日にでも行きたい……。

週刊ダイヤモンド 07/26日特大号

週刊ダイヤモンド 07/26日特大号(07月22日発売)

【特集】「食」を知れば経済がわかる!

常々、「“ネギトロ”ってミステリアスだよなあ。何か未知なるものが混ざっている感じ」と距離を置いてきましたが、なるほど。「特大煮アナゴ」の正体にも仰天です。回転寿司は、現在の日本の食を象徴していますね。つまり「偽り」。でも、なぜ偽らなきゃならなくなったのかというと、海外での買い負けと国内漁業の衰退。後者に関しては、「自助努力の限界を超えた」と漁業組合の会長さんは緊急対策の必要性を訴えます。日本の海でお魚が獲れなくなるなんて、肉よりも魚を消費する我が家ではあってはならぬ事態です。農業だってそうです。鈴木宣弘教授によると、「日本の農業は援助漬け」なんていう解釈は大間違いだそう。アメリカもEUも、手厚い農業保護政策ゆえ、高い食料自給率を保っていられると。「食糧危機話にはそろそろ飽きてきた」という方々も、この特集で「おやっ」と意外な日本の食の横顔をご覧あれ。


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