私のおすすめ

AERA 09/01日号

AERA 09/01日号(08月25日発売)

・〈秘話〉上野由岐子と「2人の母」 ソフトボール悲願の「金」、宇津木妙子の指令で米国留学

北京オリンピックが閉幕して一週間が経つが、我々に大きな感動と勇気を与えてくれた選手たちの話題は未だ絶えない。中でも悲願の金メダルを果たした、ソフトボールの上野選手への関心は特に大きいといえるかもしれない。2日間3試合で413球を投球し続け、金を勝ち取った彼女の姿に感銘を受けた人は多かっただろう。本誌によれば、テレビの瞬間視聴率は47%を超えたという。一部では上野選手を続投させ続けることへの疑問・反発もあったようだが、「結果」と「彼女が試合後に高々と右手を突き上げた姿」を見て、批判できる者は多くはないだろう。 続投を続けた上野選手と監督、そしてチームの強い信頼関係が伺える。そして、家族の支えがあったのだ。本誌は上野選手を含め、体操の内村選手やフェンシングの太田選手などの出場までの歩みを紹介している。彼らもまた、出場までに様々な苦悩や負傷を経験しながら、家族のサポートが大きな力となって今回の結果につながったようだ。ぜひその裏側も一読してもらいたい。

週刊東洋経済 08/30日増大号

週刊東洋経済 08/30日増大号(08月25日発売)

 飽くなき改善を推進する公的サービス(35)〜(37)

役所を利用する際に、窓口をたらいまわしにされ、非常に多くの待ち時間を費やした経験は誰しもあるのではないだろうか。例えば、引越しをしてきた場合、手続きには約1時間はかかるものである。住所や年金、健康保険の手続きなど、様々な変更手続きを、それぞれの窓口でしなければならないためである。今回本誌では、神奈川区役所がこうした待ち時間を短縮できるシステムを導入したことについて述べている。このシステムのポイントは情報の一元管理である。これにより、複数の窓口で手続きが必要な場合は、最初の窓口で手続きをした瞬間に、他の窓口の番号札も引くことができるようになったのである。またこのシステムにより、最初の窓口で、その後に必要な手続きがすべて分かるようになり、どのような順序で進めばよいかを地図とともにプリントアウトできるようになり、手続きにかかる待ち時間が大幅に短縮した。利用者の不満の声に耳を傾け、問題点を確実に解決していくための飽くなき改善姿勢は、どのような企業、社会にも必要なことではないだろうか。

日経マネー 2008/10月号

日経マネー 2008/10月号(08月21日発売)

[編集長インタビュー]「小さく作って高く売り、利益率15%」 田中義剛 花畑牧場 代表取締役社長

大量生産によって安く売るのではなく、高くても本当に良いものをその質に見合った値段で売るという方法を選び、成功をつかんだ花畑牧場代表取締役社長・田中義剛氏が本誌で独自の経営戦略について語った。
通常農業や酪農は、相場に縛られるため利幅がなくなる傾向がある。相場ありきでそこからいかにコストダウンしていくかが勝負になるのである。
しかし、田中氏はあくまで品質にこだわり、手塩にかけて育てた分、当然それなりの値幅をもらい、その代わりに自信のあるものを出していくという逆転の発想にでたのである。たくさんつくるということを一度止め、自分が売りたい分だけ作り、自分で値段を決める。
現在はインターネットを利用することで、遠くに店を構えなくても数量を決めて売ることができているという。
発想や見方を変えてチャレンジする人がこれからはチャンスをつかむのではないだろうか。

フィナンシャル ジャパン 2008/10月号

フィナンシャル ジャパン 2008/10月号(08月21日発売)

「できない」なんて言わずに挑むんだ 不可能を可能にする職人の“世渡り力” 岡野雅行 岡野工業代表社員

「勉強ができる」のと「優れた頭脳」は違う。「勉強ができる」というのは学校の勉強が出来る人をいうがその「勉強ができる」人間が必ずしも「優れた頭脳」だとは限らない。学校の勉強ができても先を読めない人は多くいる。
物理的に不可能といわれていた0.2ミリの「痛くない注射針」など革命的な製品開発で世界的に注目を集めている岡野工業代表社員・岡野氏は、本誌で「優れた頭脳」な人間の持つ「世渡り力」について述べた。
「世渡り力」とは人と情報のマネジメント力であり、この「世渡り力」を形成する上で必要になるのが、観察力である。常に周りの人や物事を注意深く観察し、「この人は今、何を求めているのか」ということを推測し、さっと行動に移す。そういうところから「世渡り力」が身につくのである。また周りの人間が何気なく聞き流す話であっても真剣に耳を傾け、情報を教えてもらう。こうした観察力や情報力から「世渡り力」を養い、先を見通すことで成功を手に入れることができるのである。

ニューズウィーク日本版 08/27日号

ニューズウィーク日本版 08/27日号(08月20日発売)

グルジア発・新冷戦で流れた血

今週末、世界中が沸いたオリンピックが閉幕を迎える。しかし、オリンピック開幕と同時に仕掛けられた、ロシアとグルジアの軍事衝突は今もなお緊迫した状況が続いている。本誌は、この五輪に合わせた紛争の仕掛け人がだれであるのか、ロシアと欧米の対立の行方をリポートする。しかし、記事文中に明確な答えはなく、表面上は13日に両国の停戦合意が成立し、18日にロシアは軍の撤退を発表したものの、撤退はまだされていない。この紛争によって多くの人が犠牲になり、この霧がかかった状況に不安を漏らす者も多いようだ。日本メディアではあまり大きく報道されないが、世界では今もなお戦争や紛争が続いているのである。戦争や紛争が生み出すものは悲惨な不幸だけである。ロシアとグルジアとの衝突緩和には、両国の動きだけで解決できるものではなく、国際社会が積極的に関っていく必要があると思うのだが。


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