私のおすすめ

an・an 10/22日号

an・an 10/22日号(10月15日発売)

【お部屋アップグレード大作戦】

プレ年末大掃除ということか、『フラウ』と同時期にインテリア特集を発売した『アンアン』。なぜこの時期にカブるのか?という疑問もあるが、こちらも贅沢な部屋(特に、アートディレクターの水野学さんの部屋、どんだけテラスが広いんだ!?)から、ごくフツーの広さの部屋まで、さまざまなタイプのおしゃれ部屋を取材しています。評者はインテリアに関しては「どこそこのブランドもの」とすぐわかる家具が好みではないので、そういうこれみよがしの(?)家具を置いている人が少ないのが良かった。また、サブ特集、「器道楽はじめます。」も面白かったです。それにしても、モデルの杏ちゃん、絵、ギター、読書、料理と多彩な趣味を持っている人ですが、陶芸まで始めていたとは! その幅広さにびっくりです。将来、きっと「文化人枠」で活躍する人でしょう。

AERA 10/20日号

AERA 10/20日号(10月11日発売)

〈頭脳〉ノーベル賞4人「異形の人生」 実験指導員出身、頭脳流出第1号、風呂9時36分、いきづまると奇声

ハルキ・ムラカミは今年も文学賞を逃したけれど(といっても、彼自身が、かつての三島由紀夫のように、賞を切望しているのかどうかは謎だ)、理系で4人もの日本人が大量受賞しましたね。「数」にもびっくりしましたが、個性的なキャラクター、物理学賞受賞の益川敏英先生の言動にもびっくりしました。ものすごい業績の偉い先生なのに、なんでしょう、あの子どもみたいな、ひねくれ小僧っぷり。「大してうれしくありません」「社会のお祭り騒ぎ」という発言、偉大な先輩、南部洋一郎先生との同時受賞を問われて涙ぐみ、後でそれを指摘されると、「忘れた」と強がる。なんであんなに強烈な反応をするのかな?と謎に思っていたら、毎年、毎年、受賞を期待して集まるマスコミを前に「今年もとれなくて、すみません」って律儀にコメントし続けていたんですねぇ。繰り返し、流された映像で知りました。皆さんもご覧になりましたよね。「そりゃ、さぞかし、今まで大変だったろうなあ」と思いますよね。そんな愛すべきキャラクター、益川先生をはじめ、4人の先生方の素顔を紹介した記事でした。ちなみに、今週号では不肖・私もセレブ・ゴシップ誌について、久々に一筆書いております。お手元にありましたら、お読みいただければ幸いです。恐縮です。

FRaU 2008/11月号

FRaU 2008/11月号(10月11日発売)

居心地は、どうすればよくなる? 素敵な部屋に暮らす人

狭い日本、特に土地が高い都会で「衣食住」の「住」が足ることは、結構、難しいことだ。よほどのお金持ちでなければ、スペースには限りがある。その狭いスペースを居心地良い空間にするべく、工夫を凝らし、「素敵な部屋」に暮らす――。一般的にファッションや美食のレベルが高い日本で、(あるいは、「住」が思うようにいかないからこそ、衣食のレベルが高いのかもしれない)衣食も素敵なうえ、さらに「素敵な部屋に暮らす人」はワンランク上だろう。経済的にも、ある程度、高収入なはずだし、インテリアセンスもあるわけだから。実例として、女優の水野美紀さん(欧米人みたいにポップな部屋!)やジャズシンガーの青木カレンさんをはじめ、多くの人々が部屋を公開していた『フラウ』。きっと取材は大変だったろうけど、2008年の「素敵な部屋」の雰囲気がわかる、興味深い特集でした。ところで、依頼されなかったのか、あるいは固辞したのか知らないけれど、巻頭に登場するモデルのSHIHOさんの「部屋」は「再現」されたものだという。女優の水野さんも部屋を公開しているんだし、SHIHOさんも公開して欲しかったけどなあ。

クロワッサン 10/25日号

クロワッサン 10/25日号(10月10日発売)

【私には、「好きなスタイル」がある。】

シンプルなようでいて、奥深い特集タイトルだと思いました。流行に敏感で、おしゃれだけど、似たようなコーディネートで街を闊歩する人が多い日本で――私には「好きなスタイル」がある――こうキッパリ言い切れる人がどれくらいいるでしょうか。『クロワッサン』に登場しているパリの女性たちには、さすがにそれぞれ「私のスタイル」があって素敵でした。こんなふうに「流行」と一定の距離をおけたら、清々しいだろうなあ。もちろん、日本にもあまり流行に左右されていないように見える「好きなスタイル」を極めている人もいます。最近、大人カジュアル系の女性誌でひっぱりだこの「ジャーナル・スタンダード ラックス」プレスの注連野(しめの)昌代さんのように、良い素材で「ゆるカジ」をカッコよく着こなす人々です。評者自身は、職業柄もあって、注連野さんのファッションに共感を覚えていますが、しかし、彼女はあくまでもアパレルのプレスですから、「本当に彼女自身のスタイルなのか?」という疑問がありますし、「いろんな雑誌でひっぱりだこ」ということから、「つまり、それも流行にすぎないのではないか」という疑問も沸いてきます。自分も、流行に乗っているだけだという諦念にも似た気持ちもあります。流行大好きの日本で、純粋に「好きなスタイル」を極める難しさを思いました。

DIME 10/21日号

DIME 10/21日号(10月07日発売)

【DIME SPECIAL(1)】バーチカル/ウィークリー/マンスリー 仕事のスタイルによって、使う手帳は違って当然! ビジネスを強力にサポートする〈2009〉最強の手帳選び

雑誌の特集を見て、「ああ、年末が近づいているのだなあ」と、つくづく思うのは、コスメの「クリスマス・コフレ」大特集と、これ。来年の手帳、どうすんの?って特集です。最近、売れている本によると“東大合格生のノートは必ず美しい”そうですが(それにしても、概ねそうだと思うけど、必ず、は言い過ぎではないか?)、手帳もしかり、かもしれません。つまり、出来る人の手帳はおおむね美しい――。あやかりたいものです。年末になると、来年こそは手帳をキレイに、そして有効に使おうと決意する評者ですが、そういう決意をする御仁は多いようで、最強(!)情報誌『DIME』も、ちょいお高めの特別価格で張り切って特集を組んでます。付箋のおまけもついていて、役立つ感、お得感があります。来年の手帳はどうしようかな? 来年こそ、うまく手帳を使いたいな、と思っている方は必読です。ちなみに、評者はこの10年というもの、1回だけ「ほぼ日手帳」に浮気したことがありますが、それ以外は「クオ・バディス」。クオ・バディスといっても、いろんな種類があり、まあ、いろいろ使ってみたわけですが、ここ数年は「ビジネス・プレステージ」です。伊東屋オリジナルカバー(残念ながら、廃盤)をつけてます。今年もすでに伊東屋でリフィルを買いましたよ。ってことは、こんなに面白く『DIME』を読んだというのに、結局「いつも通り」なのかよっ!と自分でツッコミです。保守的でしょうか?


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