FOCUS 08/24日号(08月10日発売)温泉街で隠遁同棲「石立鉄男」の零落――お相手はアノ大物の“元愛人”六本木ヒルズ脇のTSUTAYAに行ってみると、FOCUSは「もうこの一冊しかありません」と言われた。何冊置いてあったのかは知らないが、表紙にしわが寄った、この一冊しか残っていなかった、今日はまだ発売日なのに。最終号が出版されておよそ、一年が経つ。だから読者は懐かしいのか。ヨン様からナベツネさんまで網羅されている。そのなかで石立鉄男の写真でページをめくる手がとまった。62歳になるという。写真というのはいかにも残酷である。少しショックだった。中年以上の人なら誰でも知っている『パパと呼ばないで』のドラマの台詞で甲高い声で「チィー坊」いうとこの人の顔がすぐに思い浮かんだものである。石立鉄男という人、ユーモラスな役柄とは違い、気難しい人であったと、かつての僕の取材の記憶にはある。繊細な神経の持ち主のようにも見えた。本誌の取材に、本人が「都落ちってわけじゃないんだ」と笑みを見せたとある。が、「チィー坊」が杉田かおる、であること、そして彼の変貌、芸能界というところ、まさに魔界のようである。 |
週刊ポスト 08/20・27日号(08月09日発売)スクープ!5つの旅館・ホテルが「申し訳ない」と続々白状 名湯・伊香保温泉は「水道水」だった!白骨温泉に続いて…、あの伊香保温泉に「水道水」の湯があったとは!! 開いた口が塞がらない。「ワイドスクランブル」(一部地域を除く)でも取り上げ、番組中に温泉ジャーナリストの野口悦男氏が登場したが、彼によるといわゆるまがいものの温泉宿というのは全国で千数百軒にも及ぶ、という。さらに愕然とするのは、水道水だろうが井戸水だろうがそこにコップ一杯、バケツ一杯の天然温泉が加わればそれはもうそこの湯全体を温泉と言ってかまわないという。少なくとも法律ではそうなっているのだそうだ。なんとも客をバカにしている話ではないか! 温泉の世界はなんとも『ぬるい』枠組みしか決められていないことに唖然とする。まぁ、だからといって温泉にやいのやいの、もの申す気持ちはない。「ゆったり温泉にでもつかりたい」という表現があるように、温泉のその性格上、知りたいし、知りたくない、複雑な気持ちになる。どうしても、正しい温泉かどうか知りたい人は、野口氏に言わせると、宿に単刀直入に、間違いなく温泉かどうか聞くしかないそうだ。いやなご時世である。 |
週刊文春 08/12・19日号(08月04日発売)[徹底調査ワイド42本]気になる女の正体 山口智子 長すぎた「空白の8年」賞味期限切れまぁ、文春らしい、読者の本音を嗅ぎつけたようなキツイタイトルである。「いいよなあ、なあんにもテレビに出なくて億単位のお金が稼げて…」てなもんである。厳密に言うと、CMには盛んに顔を出していたわけで、テレビに出ないわけではない。スターの理想的な姿と言えば、それまでだが、そんな都合よくいっている姿を現実に見せつけられると、彼女のファンであった僕でさえ、少しは意地悪なことが言いたくなる。つまりは理由なきやっかみ、である。ただ、本誌で述べられていることが、彼女が滅多にテレビに出演しない理由であるならば、「ふむ…」と考えさせられるところがある。細かい彼女の心情は本誌に滲んでいるが、要は、テレビではとくに自分流表現が容易ではない、ということである。アーティストの「信念」が「わがまま」と受け取られるとアウトなのである。その微妙なさじ加減が難しく、それに失敗すると、カリスマでもなんでもなく、スタッフからだけではなく、視聴者からさえも見捨てられていく。 |
週刊ポスト 08/13日号(08月02日発売)スクープ!元オウム真理教幹部が爆弾告白「国松長官狙撃犯、俺はその全てを見た!」「そんなばかな!」小さな声だったが、きつい調子で僕はこの言葉を口にしていた。警察庁長官狙撃事件に関与したとして逮捕したオウム真理教元信者ら4人を全員処分保留のまま釈放したのだ。間違いなく警察の失態、ある意味テロの勝利とも言える。空恐ろしい事態である。そしてこのことが意味する、社会正義が守られなくなる、法治国家の喪失を僕は最も怖れる。では、そうならない為にはどうすべきか。真犯人の逮捕、以外にない。それを“知っている男”が本誌に登場する。警察庁長官を狙撃した真犯人は誰だと、この男は言っているのか?焦り気味にページを追った。これまで言われてきた元巡査長は薬物によって嘘の情報を刷り込まれているだけだという。この“男”が言う真犯人は『当たった、当たった、俺の撃った弾が当たった』と騒いでいたという。妙にリアリティを感じるのだが、この“男”の証言を今後、警察はどうとらえていくのだろう。このまま時効を迎えてしまえば、延べ38万人の捜査員を投入して失うものは、警察の威信ではない。正義、安全、平和、であろう。 |
週刊文春 08/05日号(07月29日発売)松井秀喜「冬のソナタ」全部見ちゃいましただからこの男は面白い。「冬ソナ」にはまったそうである。気負わず、気取らず、誠実に記者の質問に答えるのみならず、リップサービスも忘れない。それも、きわめて正直に。記者の向こうに大勢のファンがいることをよく知っている。本誌タイトルの内容ではないが、球場で乱闘騒ぎになったとき、松井はどうするか? 興味深い彼のポリシーが垣間見えるコメントがある。「…乱闘は僕にはコントロールできるものではない、だから自分でコントロールできること(バッティング)に集中する…」。他人に惑わされない、彼の姿勢が窺い知れる。そんな彼が韓流の発端となったあの「冬ソナ」を一週間で20話分全部見たそうである。なぜそこまではまったのかは、本誌を読んで納得して欲しいところだが、ドラマに登場する、チェ・ジウがお気に入りなのだそうだ。彼くらいのスーパースターならご対面もさほど難しい企画ではないだろう。是非実現して欲しいと願うのだが、そのへんのところ、彼自身、照れもあってか、まったく無理だと思っているところが、また、いい。 |
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