私のおすすめ

週刊現代 09/06日号

週刊現代 09/06日号(08月22日発売)

(5)星野ジャパン「苦戦の原因」はライバル国に“情報漏れすぎ”

『G.G.佐藤が帰国した空港で卵をぶつけられたら、きっとキャッチしようとして落としちゃうだろう』などとブラックなギャグを口にしている人がいた。そこまで言わせた、実に後味の悪かった星野ジャパン。選手団年俸総額44億円のドリームチームが何故あそこまで不甲斐無かったのか。星野監督の「情」重視の采配ミスがすべてと言えばそれまでだろうが、本誌にもその辺の細かいところがよく表れている。その一つとしてのあの丸刈り姿。ダルちゃんあたりは『イケメン新婚パパ』もウリのひとつなんだから、特にオリンピックではやめてェ!というファンも多かったはず。他国のチーム、海外の視聴者など、頭を丸めた意味さえわからないかもしれない。それなのに星野監督はダルちゃんの頭を見て喜んだという。山本浩二氏、田淵幸一氏の話も伝わってこないが、それは仲良しトリオだからか。『選手をあまり批判すると将来の芽を摘むことになる』などとのたまったいう星野さん、矛先はすべて監督に向いていることをお忘れなく。「勝てば官軍、負ければ賊」と言うなかれ。それ以前の問題ですから。

週刊文春 08/28日号

週刊文春 08/28日号(08月20日発売)

〈特別企画〉2000人アンケート 私が好きなサザンの唄

確か『歌謡とんでる‘78』という日曜日の番組で僕はナレーションを現場でつけていた。今から30年前、公開録画番組だった。『勝手にシンドバッド』、サザンを初めて目の当たりにし、初めて聴いた。聞いたことが無いような不思議なサウンドが会場全体を包んだ。『今、なん時?そうね、だいたいね・・・♪♪』、強烈に耳に残り、『なんじゃ、こりゃ!?』と思ったものだ。とにかくヤカマシイ音楽だったのを記憶している。何年も前、テレビ朝日からフリーになった辻義就氏のパーティーに桑田佳祐氏がいた。会釈程度の挨拶だったが、これがあれほどインパクトのある演奏をするアーティストかと疑いたくなるほどシャイな感じだった。イヤ味のない、なんとも感じのいいミュージシャンだった。不思議に場が和んだのを記憶している。それが本誌で山田太一氏が述懐している『懐かしい気持ちになる』サザンということなのか。日本一Tシャツが似合う中年ミュージシャンである。『伝説にはしません!いつもと同じサザンです!』『途中経過です!』とコンサートで吼えていたサザン。新境地が今から楽しみだ。

週刊現代 08/23・30日盛夏特大号

週刊現代 08/23・30日盛夏特大号(08月11日発売)

スクープ! 北朝鮮最大のタブー! 声紋鑑定では「別人の声である」との結論が。訪朝した小泉首相はダミーと握手を 重村智計早大教授が決死の証言 5年前に糖尿病で 「金正日はすでに死んでいる」

読み物としてこれほど面白いものはない、というくらいの感覚で本誌に目をやったが、なんともリアリティがある。そりゃそうだ。数々の北朝鮮ウオッチャーのなかでも重村智計氏ほど説得力を持つコメンテーターはそういないからだ。視聴者の信頼が厚い、わかりやすい解説をしてくれる人物であることは言うまでもない。その重村教授が「金正日の正体」という本を出版した。出版社が本誌出版元と同じ講談社であるということでの宣伝臭は、ここにはない。むしろこれまでのひとつひとつの事実の検証に、ひょっとしたら、という思いを強くする。それくらいのことはやりかねない国である、ことも手伝ってはいるが。もし、生存しているとしても元金正日の料理人の藤本健二氏の言を借りれば糖尿病、腎臓病、肝臓病、便秘症を患い、5種類の薬を服用しているとあり、そうそう表舞台には立てない。日本政府は、「金正日後」をどう捉えているのか、当然あらゆる場合を想定した対応策が出来上がっているだろうが、強く念を押してみたくなる、のは自分だけだろうか。

週刊新潮 08/14・21日夏季特大号

週刊新潮 08/14・21日夏季特大号(08月06日発売)

【岡本綾・藤田朋子・古村比呂】「地獄」を見たNHK「朝ドラ」ヒロインたち

生きる、ということにおいて男と女を比べればとりわけ華やかな時期が色濃くある分、やはり女性のほうが人生、大変なのだろうか。そこで、誰しも話題に出来る女優の話が特集として出てくる。それにしても驚くのはわずかな間になんと数多くの女優が浮き沈みを経験していることか。本誌では岡本綾、藤田朋子、古村比呂、田中美里、石田ひかり、高野志穂、斉藤由貴、宮路真緒、藤澤恵麻、松嶋菜々子、島田理恵、貫地谷しほり、菅野美穂、樋口可南子。山口智子、大竹しのぶ、若村麻由美、竹内結子、宮崎あおい(順不同)と続く。何千人、何万人の中から選ばれた人達が、これほどまでに登場してきたのだ。錚々たる名前が連なっているが、それでも全員がスター街道をひた走れるわけではない。僭越であることをお断りしておくが、僕のわずかな経験上、女優をインタヴューしてきて思うのはどこか激しさ、というか生々しさをたたえている女優は、生き残っている感があるということか。だから、何十年もそんなものを感じさせて、第一線で活躍している女優はやっぱり奇跡であり、化け物である。

週刊ポスト 08/15・22日夏の合併特大号

週刊ポスト 08/15・22日夏の合併特大号(08月04日発売)

中川秀直「埋蔵金30兆円で〈日本の〉景気は3年間で立て直せる」

影の財務相、中川氏がそう言っているのだからやはり埋蔵金はあるのだろう。テレビ朝日で放送されている「サンデー!スクランブル」で民主党の河村たかし氏も36兆円の金が銀行に投資先が無く眠っている、と嘆く。一方で福田康夫総理は消費税を上げなくてはもうどうしようもない、と国民に訴えている。それでも同番組で自民党の平沢勝栄氏は消費税を今上げるようなことがあれば、これだけの物価高に苦しむ国民が暴動を起こしかねない、とまで危惧する。いったい誰の主張が正しいのか。実はわが国は帳簿上、大赤字があるように見せ、実際は、たっぷりと埋蔵金が眠っているのかもしれない。「国にはカネがない」と言っているほうが、国民が我慢するとでも思っているのか。政府がそれほど国民を愚弄しているとすれば、一刻も早く考えをたださないと、エースを出すタイミングを逸すると、そのまま勝負に負けてしまう。選挙で、自民党が、民主党がとか言っている場合ではない。政府中枢にいる中川氏が今、埋蔵金の存在を語り景気浮揚をはかる話が本誌に出てくる意味をようく考えたい。


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