私のおすすめ

Number 03/20日号

Number 03/20日号(03月06日発売)

【SPECIAL FEATURES】2008年の女子力。 The Girl's Power

最近、スポーツ界のみならず女子力という言葉をよく聞くようになりました。個人的にも、日本の経済を左右するほどのキーワードだと思っています。実際に記事中にも、「卓球人気の時価総額は福原愛さんの出現により10倍ほどに膨れ上がったと言われている」とありました。これには、代理店の力がどうだとかいう問題の前に、バブル崩壊によって企業の運動部が次々と廃部に追いやられてしまったことが原因していると考えられます。報道において大きなウェートを占めるスポーツの話題は、所謂タレントアスリートと言われる人達にとっては、自動的に番宣できているということなので、だから現在ではマネジメント事務所が上手にコントロールすることによって容易にタレント化できるのです。本来の競技パフォーマンスの質以外での活躍・話題について否定的な意見を持つファンも多くいますが、僕は大いに賛成です。常に選手生命というリスクを抱える以上、セカンドキャリアの為の準備・先行投資を怠っていては、ファンに夢を与えることなんかできないでしょう。今号のNumberの様に、華やかな活動をすることは特に若い競技者にとって憧れが増す大きなキッカケとなると思います。
それにしても本当に、まるで写真集を見ているかのような、そんな気持ちになる今号の特集でした。

日経ビジネス Associe 03/18日号

日経ビジネス Associe 03/18日号(03月04日発売)

【特集1】ビジネス大格言

格言。僕が個人的に備忘録として利用しているBlogで最も高い頻度で更新されるテーマの一つです。
人生において言葉には、アクションを起こす際の初動に大きな影響を与える燃料の様な役割があると思います。しかもそれは不思議なことに、どんなに時が経っても環境が変わっても再利用ができるのです。高3の春に初めて電通の方とお会いしてから、常に僕の手帳の中には鬼十則のメモが入っています。大学生活において何度発破をかけてもらったことか。記事中にもありますが、行動訓としては間違いなく日本最高のものと思います。そして付録の中には、僕も後輩に紹介をしたことがあるSteve Jobs氏のStanford Commencement Speechでの格言、「Stay hungry, Stay foolish」が紹介されていました。そして次のページには江頭2:50さんの「目の前に悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。その為なら警察に捕まってもいい。寿命が縮まってもいい。」という格言が紹介されていました。他意はありませんが、言葉の力を再度考え直してみる良いキッカケとなりました。

日経ビジネス 03/03日号

日経ビジネス 03/03日号(03月03日発売)

【特集】〈電光石火の買収攻勢〉キリンがビールを超える日

日経ビジネスは僕にとって、父からの課題図書の一つでした。出会いは2004年9月13日号。当時高校生だった僕にとって、その「ゴールドマンサックス ニッポンを買う最強金融集団」の特集は、まさに衝撃の一言でした。今でもスクラップして取ってあるほどで、それから毎週月曜になると父親は日経ビジネスを欠かさず僕の机に置いてくれています。
記事の取材力のみならず、表紙のビジュアルも秀逸なこの雑誌は、僕の視点を世界へ世界へと向けてくれる、まさに父のような雑誌です。
さて、今週の表紙は缶から飛び出る麒麟。つまり、内需打ち止めの日本企業がビール会社から飛び立とうとしている様子を表しています。特集では、キリンホールディングスの特徴がわかりやすくまとめられていますが、これはキリンのような日本を代表する大企業のみならず、どんな小さな組織でも応用できるでしょう。明確な役割・資金分担を徹底し、それぞれの視点から組織の利益・未来を展望することの重要性を再認識しました。
ちなみにこの麒麟の体には、カタカナで「キ・リ・ン」という文字が隠されています。缶はちょっと小さすぎるので、今号の表紙で是非ゆっくりと探してみてください。

SAPIO 03/12日号

SAPIO 03/12日号(02月27日発売)

【SIMULATION REPORT】資源、ファンド、民族、愛国心――“譲れない国境”がここにある グローバリゼーションの時代に始まった「国家の逆襲」

日本で初めて(?)国家ファンド創設を提唱した大前研一氏の記事。
最近CITIBANKへの投資などでよく耳にするようになった「ソブリン・ウェルス・ファンド」。その最大のリスクは、戦争に発展するリスクであるといえます。
しかし、長期的な国富の構築を考える国家ファンドよりも、ジョージソロスのような利潤動機で行動する民間ファンドの方がよっぽど危険です。
印象に残ったのは「国家の意図で運用するのではなく、大きなリターンを得る投資は、結果的に国際的な地位向上につながる」というキーワード。ここでいう投資とは、交通インフラ・社会インフラ・工業団地をワンセットにした建設を行い、企業誘致人材育成を行うというもの。まさに国家の中に新しい国家を造るような巨大プロジェクトであり、日本の介入にも可能性があると感じました。こういった夢を、総合商社主導ではなく政府が国民に対して提案しなければ、人材の海外流出は避けられないでしょう。
そして、印象に残った記事がもう一つ。パンデミックに無力な日本の特集です。日本は人口の密度が高く、人の流動も激しい。マンションなどの集合住宅に住む人が多いため、ウイルスはあっという間に広がります。そしてプレパンデミックワクチンの備蓄は1000万人分しかなく、接種は医療従事者や国会議院が最優先とされるために、議論はほとんどされず国民のコンセンサスを得られていません。
経済学部である僕にとって、SAPIOは読みやすく問題提起を促す良い教科書です。

ニューズウィーク日本版 03/05日号

ニューズウィーク日本版 03/05日号(02月27日発売)

【Cover Story】医療観光

心臓手術はインドで、歯科治療はハンガリーで。といった具合に、医療ツーリズムが世界規模で広がっています。その要因として、環境が整っている点(例えばフィリピン政府は正規のルートでの臓器売買を推進している!)、それと格段にコストを抑えられる点が挙げられます。
外国旅行が身近になり、世界の医学水準が向上した現代では、医療の世界でもグローバル化が進んでいます。
そして、ここで重要なのは美容整形や大きな手術の場合、その病院・医師の評判は選択の際の大きな要因となり、地元の病院の情報を収集するのとはワケが違ってくるということです。しかし、そんなものは“検索”すれば一瞬で解決される問題で、そのためにもやはり語学の習得というのは今後のスタンダードとなるでしょう。
自分はずっと日本に住んでるから英語なんて必要ない、と言える時代はすぐに終わり、ドメスティックな人間は気づくこともなく大きな機会を損失していく世の中になりそうです。


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