私のおすすめ

日経ビジネス 08/04・11日号

日経ビジネス 08/04・11日号(08月04日発売)

・〈編集長インタビュー 対談スペシャル〉ジェイ・ライト氏[米ハーバード大学経営大学院学長]×竹中平蔵氏[慶応義塾大学教授]

経歴や肩書きで人を判断するべきではないと頭では理解していても、対談で指摘されている内容がほぼ全て正しく思えてしまうのは何故でしょう・・・それはおそらく私がHBSと竹中氏の「ファン」であるからです。(完全に余談ですが、私のブランドパワーに弱いこの性格はいつ治るのでしょうか苦笑)
さて、インタビュー中では「時代を導くリーダー」の定義と、それを育てるためのポイントについて、両者の共通的な意見を中心にまとめられています。前者のキーワードは、グローバル・市場メカニズム・環境であると私は感じました。そして後者は、創造性・強い大学・社会人教育。日本の教育システムに関しては私も強く問題意識を感じているので、お二方の対談内容は、私個人の今後の人生にも問題提起を促す好材料となりました。今後も日々の問題提起を怠らず、自身の行動や考えにその結果を生かして活きたいと思います。

週刊東洋経済 08/09日特大号

週刊東洋経済 08/09日特大号 (08月04日発売)

・米国ベンチャー投資“新規上場ゼロ”の深刻度

米ベンチャー・キャピタル(VC)協会によると、今年第二四半期にVCが出資するスタートアップ企業のIPOは1社もなかったそうです。日本国内におけるIPO市場のそれとは本質的に事情が異なるとは思いますが、やはり米国でも上場するメリットが薄れてしまったことが大きな原因なのでしょう。しかし記事中には、VCの集めた資金は前年同期よりも3%増えており、スタートアップ投資に過剰な資金が流入しているという、捉え方によってはポジティブな視点ともなる事実が紹介されています。そしてその潤沢な資金は現在、米国外へと投資されているようです。私が調べたところ、KPCBのHPにはU.S.とCHINAのページが、そしてSEQUOIAのHPには、U.S.、CHINA、INDIA、ISRAELのページが設置されていました。そして記事中にもKPCBのパートナーにアル・ゴアが名を連ねている点が紹介されている通り、クリーンテクノロジーへの投資も大きな流れとなっています。ピンチはチャンスという言葉が示すとおり、経済危機の場面では歴史的にイノベーションが発生していますが、今回の米国に端を発する世界複合経済危機では、中長期的に見ればVCの働きがイノベーションに関して大きな役割を果たすこととなりそうです。

日経エンタテインメント! 2008/08月号

日経エンタテインメント! 2008/08月号(07月04日発売)

・どうするテレビ局? 視聴率低迷や2011年問題など課題山積み

ついに日本にも、大規模なメディア・コングロマリットが誕生します。08年10月に誕生予定のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)。資産の集中、管理に特化した持ち株会社の設立には、傘下のグループ会社が並列になることによって連携や事業マネジメントが取りやすくなるというメリットがありますが、まさにそれこそが今回のFMH設立における真の意図であるといえるでしょう。ここで最も重要なのは、グループ会社の企業間連携によって放送外収入(映画事業やグッズ・DVDなどのコンテンツ事業)を最大化させることです。キー局をトップとした垂直統合型モデルでは、今後の課題であるクロスメディアや横の広がりに対応することができず、今後更なる減収減益につながることが予想されます。FMHは今後それを水平分業型にシフトし、グループ内で保有するコンテンツをインタラクティブに展開する「ワンソース・マルチユース戦略」をとっていくべきです・・・が、それには注意が必要です。コンテンツを多様な経路で流通させることによってグループ内シナジーを得られる場合にはその価値も最大化しますが、逆にそれはメディア展開の可能性の幅を狭めることと表裏一体です。日本特有の「原作もの」をどのように制作・展開していくかが今後のFMHの課題であり、これを受けたテレビ朝日・朝日新聞が今後どのような戦略で業界再編に挑むかに注目していきたいと思います。

Number 07/17日号

Number 07/17日号(07月04日発売)

【SPECIAL FEATURES】EURO 2008 Final 欧州選手権完全詳報

ついに今年、最も寝不足な20日間が終わりました。もう僕はお腹がいっぱいです。前回大会とは打って変わって、どのゲームも素晴らしい内容のものばかりで、睡眠時間を投資した甲斐のある非常にROIの高い大会でした。さて、そんなEURO2008を総括すると、まずグループリーグでその破壊的なカウンターからのスピーディなフィニッシュにより破竹の快進撃を続けたオランダ、そして決勝トーナメントでそのオランダをたった2人のニューヒーローを擁して撃破したヒディンク率いるロシア。そして何よりその美しいサッカーでピッチの内外を圧倒した無敵艦隊スペイン。今大会の話題はこの3チームに尽きるでしょう。しかし中でもやはり特筆すべきは優勝国スペイン。展開する魅力的なポゼッションサッカーはもちろんのこと、衛星を通じてテレビで見る限りですが、チームが一枚岩となっていたような印象を受けました。亡きプエルタとセルヒオ・ラモスの絆、指を骨折する程のビジャとトーレスの抱擁。そして選手達とアラゴネスの信頼関係。これぞ日本の目指すフットボールであると考えたのは僕だけではないはず。W杯最終予選も五輪も日本の美しく強いサッカーに期待したいですね!・・・ちなみにEURO2008の個人的なMVPはクアトロ・フゴーネス(4人の創造者)を支えたマルコス・セナにあげたいと思います。体を張った献身的な守備、本当にお疲れ様でした。

週刊東洋経済 06/28日特大号

週刊東洋経済 06/28日特大号(06月23日発売)

・SPECIAL INTERVIEW|ナラヤナ・ムルティ/インフォシス テクノロジーズ創業者「グローバル化の恩恵を農村に分配しなければ!」

インフォシスという企業をご存知でしょうか。インドの経済成長を牽引(なんと総輸出額の1割を担うほど!)するITベンチャーです。そのビジネスモデルの最も秀逸な点は、顧客企業が集中するアメリカとの「時差」を利用し、24時間ノンストップで開発を進めることができるという点でしょう。今号の週刊東洋経済では、創業者であるナラヤナ・ムルティのインタビューが特集されています。ゼロを発見した国でもあるインドの研究者達を、プロフェッショナルな人材として世界に認めさせたインド政財界のオピニオンリーダー。中でも特に印象的だったのは「頭は資本主義者、心は社会主義者」という言葉。外資企業には援助ではなく競争をもたらしてくれることを期待し「インドの民間企業は適正な競争があれば磨かれます」と言い切った資本主義の頭と、地方格差への問題意識から社員ボランティアを促す価値観の創出というノーブレスオブリージュの精神に代表される社会主義の心。21世紀のガンジーと呼ばれる賢人の創り出したインフォシスという企業に今後注目すると同時に、日本はグロバリゼーションの中で没個性的になることなく日本の道をひたすらと突き進むべきだと感じました。


前の5件

1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6  |  7  

計34件

次の5件