私のおすすめ

婦人画報 2008/08月号

婦人画報 2008/08月号(07月01日発売)

山と海とシェフが紡ぐ幸福の時間 北のレストラン

津軽のりんごを食べて育ったいのしし。ストレスフリーで育てられたジャージー牛の絞りたて乳。北の大地の信じられないほど優れた食材と、自らの鍛錬された技を融合させて、さらなる高みを目指す北海道・東北エリアのシェフたち8人が登場。そのお料理はいずれも、凛としたお姿。がしかし、特集のリードでは、地元の生産者からいい食材を手に入れることの難しさが語られています。「地産地消」。あらゆる理想を代弁するこの美しい言葉を、実践するのはそうたやすいことではない、と。料理のみならず、地元生産者との関係作りや、マーケティングや経営手腕も必要なわけで。都会のレストラン以上に、それは厳しい道のりに違いありません。だから、ここには真摯な料理ばかりが並んでいます。北の恵みと真っ直ぐな料理人たちに合掌したくなりました。そうそう、別特集の「英国の“ガーデンホテル”へ」も、南イングランドの緑が瑞々しく、童話チックな内容でした。

クロワッサン 07/10日号

クロワッサン 07/10日号(06月25日発売)

【見せますか? 隠しますか? 私らしいキッチンの条件。】

どのお宅のキッチンも輝いているなあ。自分んちのキッチンが切なく見えてきた……。いずれのキッチンもテイストやこだわっているポイントは違うものの、共通点を発見! それは「統一感がある」ということ。自分の好きなもの、心地いいと感じるもの、使い勝手のいいものばかりを追求したらこうなった、ということなのでしょう。持ち主の人柄や好みを雄弁に語る確固とした方向性。キッチンに向き合うときにも、妥協はいけませぬ。納得のできるものばかりで構成する。これがあれば、キッチンは素敵に変身するのかも。自宅のキッチンの構造そのものの貧弱さは仕方のないことなので諦めるとして、このキッチン哲学は採りいれられそうな気がしました。どんなキッチンにしたいのかを考えるとっかかりとして、ここに登場するいくつかのキッチンはヒントを与えてくれるかも。何よりも料理好きにとっては夢が広がります。

ates 2008/08月号

ates 2008/08月号(06月24日発売)

【Contents】病院ランキングでは分からない 医療の疑問に答えます。

冒頭の対談に登場する、医師にして作家の海堂氏によると、最近の「若い医師は自分のことしか考えていない」的な論調はウソ、と。なるほど、「どんな医師が“名医”なのか?」というコーナーでは、「手術前のお医者さんの気迫って半端じゃないな。昔の剣客のようだ」とか「うーん、こんなに気さくで孝行息子みたいなお医者さんが近所にいたらな」などと一人うなりながら読みました。「居心地のいい病院はありますか?」では、あくまで患者さんが安らぐことのできる病院、患者さんのやる気を引き起こす仕掛け、などなどが登場。医療制度は問題が多々指摘されていますが、現場はがんばっているんですね。働き盛りで社会的な責任もある大人の男性としては、自分の健康管理をきちんと行うのはもちろん、賢い医療消費者となって日本の医療のクオリティ向上にも貢献してほしい。というわけで、大人の男性はぜひご一読を。

日経ヘルス premie 2008年08月号

日経ヘルス premie 2008年08月号(06月23日発売)

〈丸ごと特集〉アンチエイジングと不調解消のカギ 40代からの「女性ホルモン」との付き合い方 「成長ホルモン」と「アディポネクチン」、二つの“若返りホルモン”を味方に!

40代の女ざかり(?)を快適に若々しく生きぬくための戦力、女性ホルモンをいかに味方につけるかの徹底特集です。食事もエクササイズも興味深いのですが、「これだっっっ」と思ったのは「睡眠」。眠っている間に分泌される「成長ホルモン」(大人になっても出てくるそうです)は、若返りホルモンでもあるそうです。「寝る子は育つ」ならぬ「寝る40女は若返る」です。寝ることがほぼ趣味のようになっている者としては、素敵な発見。「ホルモンのために寝ているの」なんていうエクスキューズができるわけで。かといって、ただ単に寝てりゃいいってわけではありません。成長ホルモンは寝入りばなに大量に分泌されるため、お布団に入ったらたちどころに上質な眠りに落ちねばなりません。そのために、就寝前の2時間でしてはいけないあんなこと、こんなことリストにお目通しください。私は「ほぼ全部やっているよ!」と涙目になりましたが。

旅 2008/08月号

旅 2008/08月号(06月20日発売)

【海外特集】パリから3時間の花の旅 ノルマンディは、薔薇の村から。

とにかく「おとぎ話めいた」特集です。冒頭に登場する薔薇の花咲く小さな村にうっとり! そして林檎の村では、カルヴァドスのきいたお料理やシードル&ガレットにヨダレが……。日本人画家の手による「林檎の礼拝堂」や、地元の人々に愛されているスウィーツも必見です。が、一番すてきなのは、ノルマンディの人々の暮らしぶり。パリのブティックで働いた後引退し、薔薇の村で庭いじりと読書で余生を過ごすマダム。週末に林檎の花咲く樹の下でランチを楽しむ一家。お気に入りのアンティークで宿を飾り、手料理で客をもてなす女主人。こんなに美しい風景の中でこんな生活ができるなんて! うらやましくて本気で涙が出ました。そうそう、ポスター画家・サヴィニャックの人柄がうかがえる、ドーヴィルの人々の思い出話も微笑ましかったです。


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