私のおすすめ

BRUTUS 11/15日号

BRUTUS 11/15日号(11月01日発売)

愛する地方都市

東京の一人勝ちなんておもしろくないし、不健全です! そう、愉快で元気な地方都市が多いほど、日本の魅力も増すってものです。と常々思うものとしては、「まったくもってAgree!」な今回のBRUTUS。行政ではなくクリエイターたちの力が地方の魅力をもっともっと輝きのあるものにしてくれるはず。梅佳代さんの力の抜けた能登愛もいい感じだし、青柳ご主人の小山裕久さんの「逃げも隠れもせずこの場所で」という気合も立派です。それから笑えるページとしては、ご当地ゆるキャラたちの揃い踏み。なかには、ちょっと気持ち悪いものまでいます。ウルトラマンの怪獣っぽいです。これって、PRとして一体、効果あるのでしょうか? それから、各地方都市のプチな名物・名所を丹念に掘り当てたページも。例えば金沢の「しょうゆアイスモナカ」。21世紀美術館前でしか売られておらず、まん丸モナカに記されたシンプルな「21」の文字にしびれました。こんなセンスこそ、地方都市から目が離せなくなる所以です。

婦人画報 2008/12月号

婦人画報 2008/12月号(11月01日発売)

表千家・而妙斎(じみょうさい)家元のミサ茶会、檀ふみに捧げる茶会 茶の湯――新しい光

教会でお茶会! そのミスマッチな写真とタイトルにやや衝撃を受けました。がしかし、表千家お家元によると、隣人への慈愛を大切にするのは、教会にもお茶会にも共通する精神とか。しかも、歴史的に見ても、キリスト教とお茶は浅からぬ関係にあるようで。個人的には叔母が自宅でお茶の教室を開いており、子どものころから茶道界には「誉め倒すのが掟」「決めごとがいっぱい」などというネガティブなイメージをもっていまっていたのでした。それは確かにそうなのでしょうけど、そんな諸々を超えたところには、とっても自由に他を受け入れる精神がある、そんな世界なのかも。茶道への印象がちょっと変わった異色の茶道ページでした。素人なりに感銘いたしました。

ナショナルジオグラフィック日本版 2008/11月号

ナショナルジオグラフィック日本版 2008/11月号(10月30日発売)

・[地球にひとつの生命 浜辺で恋するミナミゾウアザラシ]大西洋のサウス・ジョージア島に恋の季節がやってきた。ミナミゾウアザラシの雄は、ハーレムの支配権をめぐって壮絶な戦いを繰り広げる。

お母さんのお腹からまさにこの世に飛び出そうとしているミナミゾウアザラシの赤ちゃん。小さなお口からペロッとのぞく舌がちょっとかわいい。こういう写真こそナショジオの真骨頂だなあ、と癒されました。ところでミナミゾウアザラシのお母さんは忙しいです。授乳して子育てしながら、来年の出産に向けて交尾に励み、なおかつ3週間後の子の自立にそなえてエサの確保の仕方まで教えこまなきゃならない。それに比べて、ミナミゾウアザラシの雄は雌を巡ってバトルの繰り返し。これだから哺乳類の雄は……。ところで、ハーレムを築けなかった雄が、他の群れを傍から見るそのうらめしげな表情の切ないことよ。そして、産まれたての我が子と頬寄せ合うお母さんアザラシの目には涙の跡が。うう、必死に生きる海獣たちの豊かな表情、見ているだけでこちらも妙に謙虚な気持ちになるから不思議です。

日経キッズプラス 2008/12月号

日経キッズプラス 2008/12月号(10月18日発売)

博物館へ行こう! 親子で楽しむ“ワンダーランド”ガイド

近頃の博物館はお子様対応が進んでいて、子ども向けワークショップや展示が充実しているそうです。国立歴史民族博物館やら三内丸山遺跡なんて、大人にとっても見ごたえ十分でしょうに、子どもにとっても分かりやすくおもしろく見せる工夫をしてあるわけですから、親も子も同時に楽しめる&楽しく遊んでついでに学べる。これは利用しない手はないですね。遺跡で火起こし体験なんて、大人だってムキになっちゃいそうです。電車博物館のジオラマも、鉄ちゃん鉄子でなくとも圧倒されそうです。気になります。ところで、せっかく知の宝庫、博物館に親子で来ているわけですから、子どもの知的好奇心をのびのびとさせる心得も解説されています。NGワードは「早くしなさい」とか。これらも参考にしながら、秋の休日、博物館で充実した時を過ごすのもいいかも。

FRaU 2008/11月号

FRaU 2008/11月号(10月11日発売)

【第2特集】シューズ一足で人生だって変わっちゃう 走る女は美しい

昨日、友人に依頼されてとある大会の運営ボランティアをしました。そこで、ランナーたちの気迫にびっくり。それにもまして、「この人たち、老いも若きも何て楽しそうなんだそう」と羨望の気持ちが……。なかでも、若い女性ランナーの爽やかさ、清々しさよ。「走る女は美しい」って、今更ですが大いに納得したわけです。ここにも「体が変わる」と書いてありますが、一体何人のランナーに同じフレーズをきいたことか。体だけじゃない、生活も気持ちのもち方も変わってくるそうです。森絵都さんの小説「ラン」にもあるように、走ることで「孤独」な自分を見つけ、そんな自分をゴールで待っていてくれる仲間にも出会える、と。そういえば大会に集まった人たち、走る人にもそれを支える人にも、非常に爽やかな連帯感を感じましたっけ。ラン・マジックを見た思いです。


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