おとなの週末 2006/12月号(11月15日発売)外でも 家でも みんなで鍋さぁ、審判の右手があがってプレイボール。ピッチャーふりかぶって、第一球投げました、カーン! 新庄打った! ボールはスタンドへ〜。見事な先頭打者ホームラン!!……そんな感じの、もう、今の時期と心に、これ以上ないというタイミングでの期待通りの特集。おもむろに特集をめくると、ちゃんこ鍋がにこやかに微笑んでいる。このちゃんこ鍋のお店は「川崎」。老舗のこの店を愛する某代議士に連れて行ってもらったのがきっかけで、それ以来、野球選手と赴いたりして、その味を僕も楽しませてもらっている。本当に美味しいのよ。もう、そのお店が特集の最初に出ているのだから「これは買わなくてはならない」とばかりにすぐに購入。その後、楽しみながらページをめくれば、次々に姿を現す鍋が、みんな「おいでおいで」をしているような感覚にとらわれる。もっとも、鍋にはいろいろな鍋の種類があり、その鍋に応じた楽しみ方があるのに、若干「ちゃんこ」に肩入れしすぎの特集になってしまったのが残念といえば残念。私事で恐縮だが、実は今週の僕の夕食は、鍋ウィークなのだ。この特集で、鍋ウィークは延長されそうである。というのも、外食としての鍋も良いけれど、ホームパーティのような鍋も良いなあという希望にも、今回の特集はこたえてくれているのだ。田子ノ浦親方の、もつ鍋などのレシピや変り種ちゃんこのレシピ6種類も掲載。ぜひ、この特集で幸せを感じてください。 |
週刊文春 11/02日号(10月26日発売)北朝鮮「臨検」の切り札海自「特殊部隊」は出動できない[作家・麻生 幾が緊急告発]中川政調会長や麻生外相の「核問題に関する議論をすべきだ」という発言とそれに対する国民の反応を見ていると、世論が本当に変化してきた事を感じる。平成11年、西村防衛政務次官(当時)の発言に、一部メディアが猛反発し、西村次官(当時)を辞任に追い込んだ事がはるか昔のように感じられるが、実はあれから10年も経っていないのだ。同様に、防衛庁・自衛隊に対する世論も、この10年で大きな変化を見せていると言えよう。実は、それよりもさらに遡る頃、私は、陸上自衛隊の最高幹部の一人に「なぜ、自衛隊には特殊部隊が無いのか。最も必要な部隊ではないのか」と質問をした際、彼から明言を避けながらも設立を示唆する回答を貰っていた。その後、様々な経緯を経て、自衛隊にもこういった部隊が姿を現したが、彼らの訓練は、それは厳しく、「我々でなければ、この訓練はできません」と幹部が胸を張るのも不思議ではない内容だ。だが、その一方で、現実に直面している難問もいくつかある。その一つを的確に捉えた記事を見つけた。この麻生幾さんの文章がそれだ。これだけの部隊を生かすのも腐らせるのも、政治家の決断であることを明白に指摘している。力の使用には、その強さとタイミングは一歩間違えたら大変なことになる。なので、シビリアンコントロール下の組織である自衛隊が自分たちの判断で動くことは無く、全ては政治家の判断による。今の政権に課せられた責任と使命を浮き彫りにする記事なので、これを一読することを強くお奨めしたい。この記事は、事実を的確に把握している人でなければ書けない記事だ。 |
週刊ダイヤモンド 08/12・19日号(08月07日発売)【特集】仕事と家庭の悩み解決! 丸ごと一冊「話し方入門」アナウンサーとして入社した際に、「アナウンサーの仕事は何だと思う?」と研修で聞かれた。「話すことじゃないんだよ、伝える事なんだよ」と諭す大先輩のアナウンサーの言葉には、目からウロコが落ちる思いだった。他にも「話す事よりも、聞き上手な事が大事なんだよ」とも教わった。これらの教えが、今も守られているかどうかといえば心もとないが、少なくとも「大切な事をいろいろと学んだ」ことは事実であると思う。さて、今回注目したいのは、この記事。この記事は、まさに、この時の研修を思い出させるものだった。「伝える事」「聞く事」の大事な事は、「相手の立場に立つ」と言うことだ。40ページ以上にわたる、この特集は、様々な場面を想定しながら、この「相手の立場に立て」という事を、事細かに説明している。僕は、アナウンサーになる学校に通った事はない。旅行会社の添乗員や教育実習を経験しただけだ。それでも「相手の立場を考えて話す」事に関しては、いい経験が出来たのだと思う。上司と部下。顧客とセールス。夫婦。親子など、ありとあらゆる状況が想定され、アドバイスがされているこの特集。「話す」事に自信がなくなった方は、読んでみると思い当たる部分が、きっとあると思う。そして、「伝える事」を意識しながら「話す」事になるでしょう。 |
週刊ダイヤモンド 08/05月号(07月31日発売)【特集】危険な食卓230%、130%、119%、91%、40%。これが何の数字か判る人がどれだけいるのだろう。実は、これは、農水省が公開している2002年の各国の食料自給率なのだ。それぞれ、オーストラリア、フランス、アメリカ、ドイツ、そして、日本の数字になっている。これからの国家間の戦争は、「国境・宗教・エネルギー・食料が原因となる」と言われているが、それからすると、まさに、日本は他国から安全を脅かされやすい状況にある。農水省は今後10年間に自給率を5%上げる事を目標と掲げているが、それですら50%に満たない数字なのだ。この国は歴史から何も学んでいないという事が良く判る数字だ。もちろん、この数字に不安を感じている人は、78.4%に上ると、統計で示されているが、では、意識が改善されているかといえば、疑問符をつけざるを得ない。そもそも「環境ホルモン」だって、一時期騒がれた割には、最近は忘れ去られているかのようだ。今回のダイヤモンドの特集では、狂牛病や白インゲン問題を例に挙げながら、20ページ以上にわたり、今の日本の「食」に対する安易な考え方に警鐘を鳴らしている。何が正しく何が間違っているのか。今一度、自らの頭で、考え直すべききっかけになる特集と思う。欲を言えば、日本が世界に「宣伝」したがゆえに、手に入りにくくなっている食材等の特集も欲しかった。これもまた、明日の食卓に大きな影響があるのだから。 |
週刊新潮 07/27日号(07月20日発売)「国連バトルロイヤル」の暗闘外務省がなぜ、外国との交渉窓口であるのに、なぜ、強い姿勢を示せないのかという理由を、内部の人に聞いた事がある。それは、「説明をし、了解を求める上で、より簡単な方をないがしろにするからだ」という回答だったように記憶する。それが事実かどうかはわからないが、確かに、日本国内を説得する方が、海外を説得するより簡単であるのは事実だろう。今回の週刊新潮を読むと、外務省に改めて不信感を感じるほどだ。いや、外務省の問題だけではない。政治経済社会等の様々な分野で、「日本は本当に大丈夫か?」と思ってしまうような読み応えのある記事が多く、まさに週刊誌の存在を大きくアピールするような号になっていると思う。ただ・・・一言申し上げれば、防衛庁の統合幕僚長の記事。これはいかがかと。他の雑誌で一度、その後、新聞で一度拝読した後に、また掲載。内容が殆ど同じであるだけに、若干の不満は残るのが残念。 |
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