私のおすすめ

日経ビジネス Associe 07/15日号

日経ビジネス Associe 07/15日号(07月01日発売)

・和田裕美のキャリアを磨くコミュニケーション作法

自分の知らないことに遭遇した時、「分かりません」と言えず、ついつい知ったかぶりをしてしまうことはないだろうか。
特に相手から「知っているのが常識」のような言い方をされた場合に、素直に「知らない」というのは勇気がいる。人は誰でも自分が馬鹿な人間だと思われたくないからである。
本誌でも述べられているが、本当に人間力が高い人間は、相手が自分より地位が低くても、年下でも関係なく、謙虚に「教えてください」といえる人なのではないか。
知っているふりをしてかみ合わないまま会話を終えるよりも、分からないことを尋ねる方が相手に「この人は素直だな」という印象を与え、なおかつ知らないままであったかもしれない情報が自分の知識になるのである。
本当に賢い人間はどんな時でも素直でいられる人間であると私は考える。

週刊ダイヤモンド 07/05日特大号

週刊ダイヤモンド 07/05日特大号(06月30日発売)

・陰山英男/大人の陰山メソッド

最近小中学生の携帯電話の使用を制限しようという動きがある。政府の教育再生懇談会も中間報告の中で「必要のない限り、小中学生に携帯電話を持つことがないよう、保護者、学校はじめ関係者が協力する」という提言を盛り込んだ。
しかし本誌では、上から規制をかけたところで世の中が動くことはないと断言している。なぜなら国民的な価値観が共有できていないからだと。
価値観の共有に際して、携帯電話を例にとるのであれば、携帯電話を持つことで子どもに何が起こるのかという情報の共有がまず必要になってくるのであるが、携帯電話の場合、子どもの方が大人よりもリテラシーが高く、親が熟達した子どもに正しい使い方を教えられないという点が問題になってくる。それは機器としての使い方だけでなく、危険から身を遠ざける方法、個人情報の守り方、誤解を与えないメールの書き方など様々である。子どもに携帯電話を買い与える以上、親の側にもある程度のリテラシーを得る努力は必要なのではないだろうか。

週刊東洋経済 06/28日特大号

週刊東洋経済 06/28日特大号(06月23日発売)

【COVER STORY】あなたの行きたいホテル&レストランの秘密 ラグジュアリービジネス ニッポン大決戦

すでにご存じなかたも少なくないと思うが、来年の3月、香港を拠点とする高級ホテル「シャングリ・ラ ホテル東京」が開業される。 ホテルといえば、2007年問題(外資系高級ホテルの相次ぐ進出で東京都心の客室の供給過剰が懸念された問題)が他誌でも大きな話題となり、各ホテル・業界の動きは当時たびたび注目されていた。しかし、それは07年だけでなく今後も更に続きそうな様子だ。 これほどまでに東京に外資系高級ホテルの進出が増えた理由については本誌で確認していただきたいが、日本の主要ホテルとは異なる外資系ホテルの運営形態などをみると、外資系ホテルが東京市場に勝負を懸けていることが顕著にうかがえる。 ときにはこうした世界からの視点で日本を観察することにより、新たな気づきが生まれることもあろう。一読することをお勧めしたい。

週刊文春 06/26日号

週刊文春 06/26日号(06月19日発売)

・〈総力取材〉岩手・宮城内陸地震「切り刻まれた風景」

まず、本誌のグラビア写真を見て欲しい。折れ曲がったガードレールや切断された道路、地滑りが起こりえぐり取られたように山肌が露出している山林。14日に岩手・宮城を襲った大地震の凄まじさがありありと表れている。突然の天災によって起こった悲劇。死者12名をだし、今もなお行方不明者10名の捜索が続いているが、その家族・被災地の人々の心中を思うと胸が痛む。まだしばらく続くであろう余震やダム決壊の危険もあり、我が家に戻れない人々にとって1日1日不安な日々を過ごしているのかもしれない。今後の復興支援において、我々は過去の教訓を基に環境整備だけでなく、メンタル共にケアしていくことが重要となってくるであろう。またその一方で、被災地の男性が自ら復興プロジェクトを立ち上げ活動しているというニュースを見た。こうした現場からの力強いパワーと絆には深く感銘させられる。今後更に支援の輪が広がり、より早く皆様の不安が取り除かれ、更に逞しい地域へと復興することを心から願う。

週刊東洋経済 06/21日増大号

週刊東洋経済 06/21日増大号(06月16日発売)

・〈達人の技 05〉情報処理では身に付かない! 「人間力」を鍛える読書術 齋藤孝/明治大学 文学部教授「心打つ言葉と出会えたら、その日の読書は成功」

読書は、単に情報を得るための手段であるだけでなく、生きる根幹や人生の軸を作るのに役立つものである。本誌では読書を「情報を得るための読書」と「人生にかかわる読書」の2種類に分類している。
そして「人生にかかわる読書」は、自分の中に多くの他者を住まわせることができ、幅広い視野から世界を見ることができるという。「情報を得るための読書」だけをしていると、自分の価値感の枠組みの中で意味のある情報、実利性のある情報のみを得ようとするため、視野を広げることはできないのである。
また本は何も1冊のうちの全てを読む必要はない。その本全体からみてポイントになる箇所だけを熟読するようにすれば、分量としては全体の2割であっても8割を吸収する読み方ができる。書店で本を選ぶ際、ページをざっとめくり、「キーワードは何か」を把握するところから、すでに読書は始まっているのである。
人生の導き手となる「座右の書」を見つけ、それを増やしていくことで、人生を豊かにすることができるのではないだろうか。


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