私のおすすめ

週刊文春 01/01・08日新年特大号

週刊文春 01/01・08日新年特大号(12月25日発売)

人生の蓄えがものをいう 本当の自分を生きる年代

今回本誌では、小説家の阿刀田高が人生の黄金期を迎えるにあたってのヒントを語る。彼によると、老後を充実したものにするために必要なのは、地道な努力の積み重ねだという。彼の奥さんは、老後をどう生きていくか考えたときに「朗読」とめぐりあい、カルチャースクールの講座に通うようになったのであるが、そのうち専門家に師事するようになり、本気で努力し、熱心に勉強するようになったそうである。彼はそんな奥さんの姿を見て自分の夢をきちんと持っていれば出来るものがあるんだな、こういう生き方も立派なのではないかと感じるようになったのである。老年というのは本当に自分を生きる時期であり、自分が蓄えてきたことが物をいう時期であると彼はいう。これから老年を迎えようとする多くの方々は、何か新しく様々なことを始めようと考えているだろうが、ちょっとしたアイディアやひらめきだけで容易に手に入るものは、たいして役に立つことはなく、やはり地道な努力の積み重ねで一歩一歩着実に進むことが結果に繋がるのではなかろうか。

週刊アスキー 01/06・13日新年特大号

週刊アスキー 01/06・13日新年特大号(12月22日発売)

・Scene2008 神足裕司

現在の不況を乗り切るためには何が必要だろうか。本誌によると日本では今後3カ月で3万人が失業するという。お金がなくなったのであれば、それに見合った生活をしなければならないが、今の世の中それができる人間は少ないのではないか。昔であればどうにかなった。それは畑や海から取ってきた食べ物を自分で食べる術を知っていたからである。
豊かになって日本人の顔は変わったと本誌の筆者はいう。彼によると現代の日本人は辛いこの世で泥をかぶるには全く不向きな顔になったそうだ。30年前の日本の働く人たちはみな日々こづかれ、蹴上げられ、苦悶のしわを刻んだ顔であったという。
昨日まで当たり前だったことは、もう当たり前ではない。食べ物を探す時代がきたのである。野に生えている草1本、港でもらう魚1匹を食べ物に仕立てて、1日の飢えをしのぐことも覚えておかなければならない時代がきたのだ。

週刊東洋経済 12/27・01/03日新春合併特大号

週刊東洋経済 12/27・01/03日新春合併特大号(12月22日発売)

【COVER STORY】[重要100テーマで読む09年のすべて]2009「全解明」激変する世界を先取る!

謹賀新年、本年も何卒よろしくお願い致します。
今年も、本誌が毎年恒例で実施する1年の先読み予測「2009年全解明」を紹介しよう。今回は、日本経済、オバマ新政権の米国経済、世界情勢、資源・環境問題、生活不安、スポーツ・エンタメ等、100テーマの2009年をそれぞれ予測していく。昨年、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した未曾有の「金融・経済危機」は、世界中に大きな打撃を与えたが、今年も未だ底の見えない不況に、今年1年の回復は困難とみるエコノミストも少なくない。日本経済においても、これまで日本を引っ張ってきた自動車、電機が総崩れの状態であり、景気回復どころか、非正社員・正社員の雇用問題は、2009年には益々深刻化していくことが予想されている。日本政府も、いい意味での『変』は起こらず期待もできない今、国民の不安感はぬぐえない。本誌で少しでも時代を先読みできれば…。

週刊東洋経済 12/20日特大号

週刊東洋経済 12/20日特大号(12月15日発売)

【COVER STORY】「自動車」全滅! ニッポン大恐慌の現実シナリオ

ここまで悪化することを誰が予測できただろうか。 日本経済を牽引してきた自動車産業は今、絶望的な未体験領域に突入した。自動車大手の国内人員削減は、年内に1.5万人近くに達するとみられ、業界全体で派遣社員や非正規社員の打ち切りが相次いでいる。トヨタを例にすると、この一年で3分の2の国内工場期間従業員がトヨタを去ったという。自動車業界の場合、下請け、孫請け、関連業種の就労人口は約500万人(全産業の8%)おり、光の全く見えない現状から、来年はさらに解雇・倒産企業が増加することは避けられないだろう。日本のみならず世界では4割減、5割減のメルトダウンが続出し、昨年との販売比が85%減という異例な国もあるほど深刻化している。円高の影響だけでなく、世界的な金融危機・政情不安の中、自動車業界がこの不況から脱出することは容易ではないだろう。

日経ビジネス 12/08日号

日経ビジネス 12/08日号(12月08日発売)

・〈連載 消費退国ニッポンの流通(2)〉チェーンの呪縛が解ける

先週から本誌でスタートした連載「消費退国ニッポンの流通」。今回は『チェーンの呪縛が解ける』と題して、近年の小売業の変化を紹介する。ダイエー1号店がオープンした50年前は、店の規模と取り扱う商品を標準化し、安さを軸に画一化、大量生産、大量販売を可能にしたチェーンストア経営が、飛躍的な成長をみせていた。しかし、近年はそうしたチェーンストアの基本理念が通用しなくなってきていると本誌は考察する。ではどのように変わりつつあるのか? その一例として、和歌山県を地盤とする食品スーパー、オークワの店内写真が掲載されている。オークワは1社で、低価格店・高級食品スーパー・通常のスーパー・低価格の大型スーパーの4つの顔を持つ。十人十色の消費をこぼさないように、様々な業態を取り揃えているのだという。同企業の店舗で1物多価な状況に、来店者は戸惑いそうな気もするが、同社の和歌山でのシェアは26%と圧倒的な販売力を誇っているところから、それぞれ顔に秘められたマーケティングがあるのかもしれない。本誌に記載される総務省の「家計調査」(2007年)を見ると、今年話題のPBブランドも年代によってはそれほどの購買率があるわけではない。消費者のニーズが多様化する現代、企業はそのニーズを汲み取り、それに対応できなければ生き残れなくなってくるだろう。


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