私のおすすめ

週刊ポスト 10/10日号

週刊ポスト 10/10日号(09月29日発売)

・観光偽装追及第4弾 [京都の料亭・幾松]

偽装ばやりである。歴史ロマンに想いを馳せて、というのもあまりのめりこむと後でバカをみる、ということか。本誌が取り上げた観光偽装、その第一弾は「寺田屋」が「坂本龍馬襲撃事件」当時のものではない、というリポートだった、とある。これは衝撃だった。今度は幾松が近藤勇から桂小五郎を体を張って守った寓居、とされる「幾松」が偽物かもしれないという。幕末動乱期のスケール感とあいまって人の心を動かしてきた歴史が今揺らいでいる。しかし考えてみれば、タイムマシンでも乗って実際にその時代に行ってその人物に会ってみないことには本当のところはわからない、ということは永遠に歴史の真実には誰も到達しない、ということであろう。歴史学者には怒られるかも知れぬが、多くの歴史的な事件は、特に歴史上のロマンは大河ドラマ程度に考えていたほうが素人には気が楽かも知れぬ。ただし、例えば、残虐極まりないとされる「南京事件」、ナチスドイツの実態、フセイン元大統領の不正などはその真偽をどこまでも追求せねばならぬことであるのだが・・・。

週刊朝日 10/03日号

週刊朝日 10/03日号(09月22日発売)

リーマン破綻で日本の家計炎上〈榊原英資、江上剛、荻原博子、山崎元ら7人が語る

本誌10.3号が出版されて一週間が経つ。つまり週刊誌としてはその役割を終えた、と考えるのが一般的。しかし、本誌のこのコーナーは保存版でもいいのでは、と遅ればせながら書かせてもらうことにした。あまりにも厳しい現実を直視している為、通勤電車で読むには苦しい重さであった。榊原英資氏を始め名だたる経済評論家が登場、次の「どうなる日本経済」まで入れると竹中平蔵氏、森永卓郎氏までもがこれからの日本経済を鋭くえぐっている。特に藤川太氏、門倉貴史氏両名の記事を頭に入れると、本当に他人事でないことが理解できる。極端にやばい。門倉氏の「『このままでは年収200万円の人間が3人に1人になるのが時間の問題』だとすると、景気対策ももはや効果を生み出さなくなる」という主張、ぞっとする。頷きたくないがとてつもなく説得力がある。あまりにもお金持ちすぎる、と言われる麻生新総理が景気対策を訴える。民主党小沢代表が、子供手当て、高速料金の無料化、戸別補償制度を打ち出す。本誌に登場する作家の江上剛氏の楽観論だけを当てにして夫々のバラマキ論を展開してなければいいのだが・・・。

週刊現代 10/04日号

週刊現代 10/04日号(09月22日発売)

●東京1区で与謝野馨に挑む小沢一郎の特攻戦略

民主党小沢代表の次々に繰り出す選挙戦術はまさに「選挙の神様」。ただ、皮肉にもそこに古き自民党の権謀術数の匂いを感じるのは僕だけだろうか!?人では「麻生」、党では「民主」だと、テレビでコメンテーターが騒いでいる。そしてANNアンケート調査で日本の総理大臣は誰がいい?という質問に「わからない」が59%だった。デーブさんが「アメリカでは考えられないし、何十年も政治家をやっている人達にこんな評価しかない、というのに驚かされる」とコメントしていた。まったくおっしゃる通り。総裁選にもしらけていたと言われる日本国民だが、総選挙にも似たような反応なのだろうか。この局面にあってそれはいかにもまずい。まずいどころか自分で自分の首を絞めることになる。国民の関心を喚起し、この国を立て直すためにもひとつ党首討論を望むところである。例えば東京一区で、小沢代表で、自民つぶしを考える時間があるならば、その時間を本音で与野党党首がぶつかる時間にしてもらいたい。今回の国政選挙はどちらも真っ向勝負でないと日本がお陀仏になるのだから。

週刊現代 09/27日号

週刊現代 09/27日号(09月13日発売)

日本相撲協会を解散、相撲を国民の手に!

大相撲が身近になった!? かつてマスコミで取り扱うのがタブーに近かった大相撲。今はほぼ自由だ、というよりそこまで知りたくなかったというところまできている。これまで別にこの上なく品格のある世界だったわけではない。寝そべっている横綱のおなかの上に「ほらっ!」と二つ折りにした十分厚みのある札束を放り投げる風体の芳しくない人物に出くわして唖然としたこともある。それでも、ここまでひどい世界だとはその時分は思わなかったのだが。「ワイド!スクランブル」で大麻力士のことで、連日、塩谷安男弁護士と激論を交わしている。番組中、ついに塩谷弁護士の口から「二人は思い当たるふしと言ったら『ロスの巡業のときにケムリがもうもうとしているところに行った、もし大麻検査で陽性反応が出たとするとあれしかない』」と言ったという。大麻を吸引していないのなら、それかもしれない。しかし、なぜケムリがもうもうと立ち込めているところに行くのか?本誌にはスモウレスラーとして逆輸入、の話まで載っている。もうこれ以上、日本人の心を傷つけないで欲しい。

週刊新潮 09/18日号

週刊新潮 09/18日号(09月10日発売)

[テンポ]

となりのページには〔保険金「4000万円」目当てだった熊本「帰省夫」殺害〕と出ている。そう言えばそんな事件があったなあ、と思い出す。いずれもひどい事件なのにその程度の記憶しかない。事件に関しては殆んどマヒしているようだ。そのこと自体恐ろしいことである。本件は同居男性が3人いたという。なんとも想像しがたい事件である。あっという間に解決しそうな残酷な事件だが、そうはいかないようだ。同居男性、すべてヤクザだったかもしれぬということが未解決の一因か。県警は同居男性3人については「シロ」と見ているという。それが事実であることを裏付けるようにマスコミが急に引いてしまったこの事件。被害女性の金子真由美さん(30)に言いようのない不憫さを感じる。いつも彼女は車に乗せられて午前中に出て行き、帰宅は深夜。終始無言で無表情、とある。暴力団に引っかかり体よく金蔓にされていたふしがある。ドラマではよくある事件であるが、現実にこんなことがしょっちゅう起こっている現代日本は間違いなく異常でありおぞましい。犯人はいまだわからぬままだという。


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