週刊ポスト 10/31日号(10月20日発売)三浦和義元社長「年間6件もあった留置場内の不審死」を追う1981年11月に発生した、ロスでの一美さん銃撃事件。足掛け3年後1984年1月「疑惑の銃弾」と題して週刊文春が連載を開始。マスコミの三浦和義元社長に対しての集中砲火が始まった。この中に自分もいた。深夜の生放送の番組に彼が登場するとそこに自分が現れ、彼がどれほど非道徳的であるかを彼にぶつけ非難した。後に彼は僕を取材者の中でもっともイヤな人間だ、と言った、と人づてに聞いた。自分は、其れは誇りであった。しかし、そのことと今回の「自殺」のことを同一線上でヒステリックに捉えてはいけない。国際法に照らし合わせても何の不合理性もないとは言うもののこの顛末を迎える前に日本国は法治国家として三浦元社長を帰国させよ、とアメリカ政府に異議を唱えても不思議はなかったのではないだろうか?ロス市警を知る人に言わせるとあそこは怖いところだという。三浦元社長は絶望して自ら死を選んだのだろうか。自分が取材した彼の人物像を重ね合わせて考えると自殺であるならばどうしても遺書が必要なのだが…。ロスに始まりロスに終わり、疑惑に始まり疑惑に終わった。 |
週刊ポスト 10/24日号(10月11日発売)・〈石井慧〉組みにくい柔道家ションボリとした記者会見になってしまった、10月7日の石井慧君。全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長がキレた、という。騒動の発端はおそらく簡単で、石井君が将来プロ格闘家の夢を語ったところ、話が大きくなり、全柔連が『そんなにプロ格闘家になりたいのなら柔道を辞めてくれてケッコウ!』となったのでは。石井君としては今頃自分の発言の影響力に自らが驚いていることだろう。北京五輪柔道100キロ超級金メダリストとは言ってもまだ21歳の男の子。舌禍があっても致し方ない年齢というとあまいだろうか。舌禍といえば麻生総理をはじめお偉い政治家のセンセイ方なぞ日常茶飯事。彼が気の毒になった。彼は小川道場でプロレスに興じたとき、いったんは脱ぎ捨てた柔道着を畳みなおしている。しかも『五輪の金メダルは魔物。驕りやカン違いを起こさないためにも手元には絶対に置きたくない』と小川道場に金メダルを寄贈した。これらの言動が彼自身から出てきたものなら、石井慧君は今、王道を歩んでいると見ていいのでは。僕は彼を応援している。 |
週刊現代 10/18日号(10月06日発売)決死の証言! 連続スクープ追及第1弾 角界浄化! 相撲協会を解体せよ 独占 若ノ鵬 八百長告白「窮鼠、猫を噛む」ということかもしれない。若干20歳(大麻を吸った当時は19歳とされる)の外国人関取元若ノ鵬が起訴猶予になったのにも拘らず解雇、事実上角界永久追放になったことに端を発することは想像に難くない。しかるべく謹慎の後、角界復帰を許すこともある、となればここまでの話にはなっていないだろう。だからと言って元若ノ鵬の告発が間違っていると決めつけられないだろう。本誌に名を挙げられたコメンテーター、キャスターのおおよそ「若ノ鵬はおろかな行為に出たもんダ!」という意見もわからないではないが、それは本誌が批判している『臭いものに蓋』的な発想に確かに近い。いずれにしても大相撲の八百長問題というのはテレビにおいては特にアンタッチャブルであった。それが今、すべてが白日の下に曝け出されようとしている。究極的には神事かスポーツかというところまで論じてもらいたい。今回の件で本当の意味で軽挙妄動は果たして誰か!?それぞれが胸に手を当てて考えてみればすぐにわかることである。週刊現代を名誉毀損で訴えた日本相撲協会が提訴したことを後悔していないことを祈る。 |
週刊朝日 10/10日増大号(09月30日発売)[角界大麻汚染 独走 第4弾] 「疑惑の現場 〈露鵬・白露山のロス巡業〉 」に横綱・白鵬がいた!この原稿をしたためている矢先に飛び込んできたのは、YOSHIKIが秋場所で優勝した白鵬関の記念撮影に参加した際のトラブル。YOSHIKIサイドは『日本で最も礼儀作法を重んじるはずの協会があの言動は失礼』と怒り心頭で抗議文を日本相撲協会に送りつけた。本誌記事の問題の根本もそこにある。「疑惑の現場」に名を連ねる関取全員が外国人というのも偶然ではないだろう。大麻を吸った、吸わないだけで、いい悪いが決まるものではない。品も格も礼儀も相撲の何たるかもまるで知らない。「心技体」の真の教育を受けていない。それが悪いのだ。おそらく彼らは『スモウという格闘技で強くなればお金持ちになれる』程度の知識しかないのではないか。一方で傷害致死事件で逮捕された力士、親方は日本人である。そんな暴力団まがいの日本人までいる現在の角界に外国人力士の教育など出来ようはずがない、と言われても仕方がない。歪んだ状況が続いている。角界はぶっ壊さなくてもぶっ壊れかかっている。『立ちあいはこぶしを土俵につけてから』という武蔵川理事長の手腕が今、まさに問われる。 |
週刊現代 10/11日号 (09月29日発売)緊急特集 食の安全 椎名玲(ジャーナリスト) 〈毒入り危険!〉食べてはいけないこれでは日本人は食べるものが無い。チョコレート、クッキーなどのメラミン乳混入疑惑食品に始まって、危ない「隠れ中国産食品」としてビール、おでん、枝豆、果ては液卵、メリケン粉、醤油、味噌、豆腐など枚挙に暇が無い。本誌でも『食の安全よりも金儲け』体質の中国を糾弾しているが、どれほど恐ろしいことか中国13億人の人には伝わっているのか、甚だ疑問である。それは5人の死者を出したと言われる汚染ミルク事件が実は北京オリンピック以前の9月に起きていた、という事実からも窺える。人命よりも国の威信をかけたお祭りを優先させたのだろうか。もちろん、中国だけ責めるわけにはいかない。汚染米に至るまでの日本の食品偽装の醜悪さも凄まじい。それに、今回改めて1955年に発覚したヒ素ミルク事件をとりあげたものをあまり目にしない。1万3千人もの乳児がヒ素中毒になったと記録にあるほどの事件にも関わらず、である。穿った見方と信じたいが、日本の恥だからなのか、もう済んだ話だからなのか、コマーシャリズムとしてなのか。もしそうだとしたら日本は中国を非難するに値しない。 |
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