私のおすすめ

週刊ポスト 06/29日号

週刊ポスト 06/29日号(06月18日発売)

・中曽根康弘 「安倍晋三君への叱咤」

中曽根元総理に対して強い印象がある。いつだったか大きな披露宴で主賓でいらっしゃった。「本日は大勢の方がお見えだが、真の友人は少ない方がいい」といった内容をお話しされたのを覚えている。もう少し詳しく述べるとこのときの大披露宴との関係が浮かび現れてくるのだが、話の骨子はそういうことだった。来賓の言葉を覚えているのは僕にしてみればごく稀だが、驚かされたのはそのあとだった。政治家がこういう場に現れると決まって面白くもない話を延々とした後、そそくさと退席する。中曽根さんは違った。お開きまでその披露宴を堪能され、お開き口へと向かう最後尾に着かれた。そこへ歩を進める途中、司会席に立ち寄り「見事な司会でしたね」とさらりと言って立ち去られた。言うまでもなくお世辞である、が、なんの縁もない一司会者の労をねぎらったのである。自分を国会の場から追いやった小泉前総理には「小泉君はいつも鎧兜を身につけていた」と表し安倍総理に対しては「安倍君は普通の着物を着ているだけだ」と表現した。憲法改正を唱えるこの人が今、総理であったらどう舵を切るのであろうか。

週刊文春 06/07日号

週刊文春 06/07日号(05月31日発売)

・「サボっていたわけじゃない」とうそぶく元社保庁長官 信じがたい無責任体質――ドジまぬけ歴代長官10人を小誌が直撃!

『お役所仕事』という言葉が立派に生きているところが社保庁だ。いや、そんな生易しい言葉では表せない。犯罪に等しい不明年金の実態。本誌の次の項に「年金25のナゾ」というのがありこれがまた痒いところに手が届くような内容になっているが、ここの記事を引用するならば、年金は元々「戦費調達」の制度だとも考えられる。昭和16年の話である。そして国民一人一人の財産を国の財布のようにしか考えてないのがよくわかるのが、『年金を払うのは40年後』という当時の発言である。そんな先のことは、制度を運用し始める時期には考える必要はないといわんばかりである。問題が噴出するのは至極当然である。そして歴代長官の発言。反省の言葉すら聞こえてこない。“たまたま行政の長になった”という文言にはあきれるばかりであり、現在不明年金の件数は5000万件以上に及ぶが、「支給洩れは百万〜二百万件“程度”」と社保庁関係者が答える。参議院議員選挙のためとしか思えない、打ち出した御座なりの政策。国民の怒りは沸点に達しているが、今も昔も国の本音に変化はみられない。

週刊新潮 05/31日号

週刊新潮 05/31日号(05月24日発売)

「少女の指」をカレー鍋に入れた4人の「鬼畜少年少女」

不覚にもこんな空恐ろしい事件が起こっていたことを僕は知らなかった。大きな騒ぎになっていなかったと記憶している。とするとここまでの凄惨な事件が陰に隠れるほど世の中救いようのない状況に陥っているのか。そういえば、この一週間、母親斬首殺害事件、拳銃発射の立てこもり事件と相次いでいた。この事件、36時間近く監禁されその間、指を落とされ5月20日午前3時頃に発覚した。切り落とした指をカレー鍋に放り込み事件を隠蔽しようとした。犯行に及んだ理由は「『妊娠した』という変な噂をたてられたから」だという。それだけの理由で少女A(18)、少女B(17)、彼女たちの彼という存在の高校生C(17)、無職のD(15)の4人が18歳の女の子に殴る蹴るの暴行を加え、指を切り落としたのである。これがひと昔前なら世の中がひっくり返りそうなくらいの騒ぎになり、連日ワイドショーが報じていることだろう。それがないことにもぞっとする。日本が滅びるというのは、本当かもしれない。

週刊新潮 05/24日号

週刊新潮 05/24日号(05月17日発売)

神戸「少年A」から10年―― [会津若松]「通院歴あり」の高3男子が母親の「頭部を切断」するまで

酷い時代だ。かつて起きた「神戸少年A」の事件を髣髴させ『またか!?』という言葉に繋がる。この反抗に及んだ17歳の少年の心理などあまりにも不気味でありマスコミとしては失格と言われても仕方ないが、正直言うと知りたくもない。ただ、俯瞰で見ると世の中が本当に終焉に近づいているのではないかという気持ちにもなる。おそらくこの事件とは何の因果関係もないだろうが、例えば地球温暖化、例えばイラク戦争、例えば拉致問題、例えば銃乱射大量殺人事件、皮肉にも世の中がどれほどデリケートな時代になっても目を覆いたくなるほど残酷な出来事を人間は繰り返す。自分には、これらの世界中で起こっている「事件」と今回の「事件」が『地球の終焉』ということで同じレール上での出来事のようにも窺える、そんな実感を持つことがある。「今」という時代にしか生きていないから勝手にそういう風にしか思えないのであれば、まだ救いはあるのだが。そういう意味ではまさに杞憂であればいいのだが 、ひょっとしてもう、手遅れかも知れぬ・・・。

週刊現代 04/14日号

週刊現代 04/14日号(04月02日発売)

スクープ!!「危険な総理」の大暴言を柳基洪韓国国会議員が怒りの告発 「安部晋三首相は国会議員100人を前に韓国をキーセン国家と言い放った」

「安倍晋三首相は韓国をキーセン国家と言い放った」
安倍首相はまさに内憂外患である。国内にあっては大臣の事務所問題、ナントカ還元水大臣問題等でがたがたし、国際的には従軍慰安婦問題でアメリカさえも敵にまわそうとしている。首相が従軍慰安婦問題でとんでもない発言をしたとされるのは10年前のことである。とはいうものの当時発言をした「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」には現在の安倍内閣の中核を担う大臣がうようよいる。類推すれば、今日に至っても首相の考えは何も変わるところが無いと言えなくもない。これでは北朝鮮の拉致問題に進展を見るほうが無理だというもの。一旦は「河野談話」と言う形で国として謝罪したものを何があってそんなに国際的非難を浴びてまでこだわっているのか。統一地方選挙への影響などというフィールドで済まされることではないはずである。4月下旬の日米首脳会談でこの件があらためて取り上げられれば、安倍さんが総理の椅子から滑り落ちる危機を迎えるだけでなく、日本という国自体が国際的孤立の危機に直面する。


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