私のおすすめ

ENGINE 2008/11月号

ENGINE 2008/11月号(09月26日発売)

[森羅万象を斬る「ENGINE BEAT」]

 「日光金谷ホテル」といえば、クラシックで、伝統を誇る名ホテルとして有名である。とにかく1873年の創業というのだから、老舗中の老舗であろう。その「日光金谷ホテル」に「オレンジスイート」なる特別の部屋が誕生したという話題。
 「オレンジスイート」はざっと60mほどの広さというから、ちょっとしたマンションくらいのスペースがあるわけだ。これで一泊2名様で、4万3890円よりというのだから、高いのか安いのか。でも、和と洋が不思議にミックスされた空間にはかすかにオレンジの香りが漂っている。いずれにしてもこれまでの無味乾燥のホテルの部屋とはまったく異なったスペース発想なのだ。
 「オレンジスイート」をプロデュースしたのは、放送作家の小山薫堂さん。おそらく小山さん自身が、こんな部屋があったら泊まりたいなあ、という夢を実現させたのだろう。もうこれからの時代は、平均的なモノづくりは要らない。より個性的な発想だけが活きのびることができるのだ。

おとなの週末 2008/10月号

おとなの週末 2008/10月号(09月13日発売)

旨くて効く 沖縄料理32店

東京駅の近くに評判の沖縄料理店があるということは、なにかの噂で知ってはいた。どうして東京駅近くの沖縄料理店かっていうと、私は沖縄料理が大好きだからだ。もち沖縄の泡盛、古酒も大好き。それに私のアクセスとして東京駅はなにかと都合が良い。だから、東京駅近くの沖縄料理店というのが気になっていたのだ。
記事に教えてもらったのだけれど、どうもそれは「東京うりずん」のことであるらしい。「うりずん」とは沖縄の言葉で、2月から4月はじめにかけての爽やかな季節のことであるらしい。もちろん本店は那覇にあって、食材もここから送られてくるとのこと。
沖縄料理であろうとなかろうと「とりあえずビール!」と言いたくなるのだが、そんな時には「ドゥル天」(840円)を頼もう。これは田芋や豚の三枚肉、椎茸などを練ってから、揚げまんじゅうのように仕上げた料理。ああ、すぐにでも行きたい。すぐにでも食べたい。

クーリエ・ジャポン 2008/10月号

クーリエ・ジャポン 2008/10月号(09月10日発売)

【SPECIAL FEATURE】「慈善」活動の裏側 セレブは地球を救えるか?

キミは「GPC」という団体があるのを知っているか? もちろん私も知らなくて、「クーリエ・ジャポン」の記事で知ったのだ。「GPC」はグローバル・フィランソロピスト・サークルの頭文字をとったものである。
グローバル・フィランソロピスト・サークルを創設したのは、デイビッド・ロックフェラーとその娘であるペギー・デュラニーの二人。その目的はメンバーの寄付金によって、世界で起きている重大問題を解決しよう、というものである。デイビッド・ロックフェラーが、かのロックフェラー家の一員であることは言うまでもない。が、「GPC」の年会費が2万5000ドルというのが、凄い。なにも金がすべてというつもりはないけれど、金が解決してくれる問題があることも、もちろんである。
とにかく今、時代の曲り角に来ているのは間違いないことで、誰もが自分ができることに力を注ぐことが急務なのだ。金のある人は金を出し、智恵のある人は智恵を出そうではないか。

日経トレンディ 2008/10月号

日経トレンディ 2008/10月号(09月04日発売)

[Are You Ready?]地震対策グッズは使えるか 30年以内に“必ず”直撃! 一番いいのはどれ?

地震は恐くないか、と問われたなら、そりゃあ恐い。恐いけれどわたしはそれ以上に非常食というのにヒジョーに興味がある。たぶん大地震の恐さよりも、なにかの事情でメシが食えなくなることの恐怖感が強いのだろうと思う。
要するに極限状態に陥った時、最低限、空腹をしのぐための手段は日頃から用意しておきたいのが、本音である。これまでは非常食イコール乾パンというイメージがあったけれど、これはもう古い感覚であるらしい。もっと時代は進んでいて、カレーでも牛丼でもパンでも、好みに合わせて選べるようになっているのだ。
たとえばカレー。フードコーディネーターの池田恵理氏が試食したところでは、「レスキューフーズ」のカレーライス(882円)は、「普段食べても満足できる味」とのことである。いざという時、それなりの味わいのカレーライスが食べられたら、良いではないか。でもねぇ、たぶん大地震が来るまで待てないと思う。

サライ 09/18日号

サライ 09/18日号(09月04日発売)

【インタビュー】砂原秀遍(教王護国寺〈東寺〉長者・83歳)

 砂原秀遍氏は、京都、東寺の長者で83歳である。京都以外では「東寺」と言ってもピンとはこないかも知れないけれど、京の人の東寺への尊敬の念は絶対的なものがある。その東寺の「長者」というのだから、仏様の代理人みたいなもんだ。でも、本当に偉い人はエラソーにしないんだね。まず、そこんところが、偉い。
 そして本当のことを言ってくれるところが、また偉い。たとえば、58歳から書の勉強をはじめたとか、ね。だいたいお坊さんは字がうまいことになっているので、なかにはそのへんをボカしたりする人がいるんだけどね。
 そして実際に、58歳から書を学ぼうとした精神にも頭が下がる。人間はね、いつでも年齢に関係なく、学ぼうとした時が一年生なんだよ。一年生になれば二年生になれるし三年生にもなれるんだ。――ということを砂原さんは身をもって教えて下さった。ありがとうございます。


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