私のおすすめ

DIME 04/01日号

DIME 04/01日号(03月18日発売)

【CAR OF THE DIME】クルマが売れない!? それなら新型車を次々に出して注目してもらうしかない!!

 雑誌情報でネガティブな記事は扱いにくい。早い話、「クルマが売れない」なんていうのは、その典型例だ。雑誌のスポンサーだってあまり嬉しい顔はしないだろう。でも、車の売上げ台数が減少しているのは、周知の事実。ならばこの否定的なニュースをどのように伝えるべきか。たぶんここで編集者は智恵を絞ったのだろう。
 「クルマが売れない」というマイナス情報をテコにして、「それなら新型車を次々に出して注目してもらうしかない」と続けて、結局、最後は「まだまだ出る新型車」へと落とし込む。お見事というほかはない。これって新種の三段論法ではないだろうか。
 ここには今後の15車種以上の新型車が紹介されているのだが、たとえば今年10月発表予定のトヨタ「IQ」はコンパクトで4人乗りという名前の通り賢い発想。欲しいなあ、などとその気になっている私。

クーリエ・ジャポン 2008/04月号

クーリエ・ジャポン 2008/04月号(03月10日発売)

・バッグ格差社会の“ラグジュアリー狂騒曲”

 イギリスの「インディペンデント」が伝えているニュースとして、約270万円のハンドバッグが登場したらしい。それは英貨で、1万3千ポンドで、それはバーバリー社の「ウォリアー」がそれである。これはほんの一例で、シャネルでは「フォーエバー」と名づけてバッグを発表し、これは334個のダイヤモンドが飾られているのだという。
 まあ、私としては、ついにここまで来たか、という感慨しかない。そしてもうひとつ、ハンドバッグがほとんど義務づけられている女に生まれなくて良かったなあ、という気持。
 300万円であるかどうかは別にして、高価なブランド・バッグを持つことは、「並の女じゃないぞ」と無言で言いたいのであろう。実に解りやすいファッション行為だ。でもね、バッグしかないのかよ。心とか、言葉とか、仕草ひとつで高価な女を演出する方法もあるんじゃないの。

BE-PAL 2008/04月号

BE-PAL 2008/04月号(03月10日発売)

特集連動特別企画 誕生から100年以上! 加藤則芳さんが語る シエラカップの歴史

 いくらなんでも「シエラカップ」を知らない人はいないだろう。ひと言で言うと、野外用の万能コップ。金属製なので、落としても割れないし、仮に多少ヘコんだとしても、それはそれでまた、カンロクなのである。冷たいものでも熱いものでも、OK。把手がワイヤーになっているから、熱が伝わらないのだ。
 ――ヤボの私でも、これ位のことは知っているわけだが、シエラカップの生みの親が、ジョン・ミューアというアメリカ人であったことは、まったく知らなかった。もともとはスコットランド人であった、ジョン・ミューアは、1892年に「シエラクラブ」を設立する。これは自然を愛し、自然を保護する人たちの集りであった。この「シエラクラブ」の道具として、また象徴として考案されたのが、「シエラカップ」であった。正しくは「シエラ・オリジナル・カップ」と呼ばれるのだという。いずれにしても今度からシエラカップを使う時には、ジョン・ミューアのことを思い浮べるとしよう。

DIME 03/18日号

DIME 03/18日号(03月04日発売)

【DIME THE CATALOG】第5回 耳かき・耳垢のタイプ別に選ぶ、こだわり耳かき全24種

 キミは「ぬけがらタイプ」か、「粉タイプ」か、それとも「ベトベトタイプ」か。――いったい何の話かというと、耳垢(みみあか)のことなのである。どんなに取り澄ました美男美女でもこの耳垢と無関係な人間は誰もいない。ついでながら私は「粉タイプ」であるように思う。
 たいていの人は耳そうじをする時、もっとも真剣な顔つきをする、という説があるけれど本当だろうか。あるいは某有名作家は、鉛筆を一本削り、耳そうじを3分していると、やっと原稿書きに取りかかる気持ちが湧いてくるとも。
 それはともかくここには全部で24種類の耳かきの新兵器が並んでいる。いやあ、こんなにたくさんあるとは知らなかったなあ。たとえば「ミミチュア」(アイシーエム)という耳かきがある。これは電気掃除機をうんと小型にした原理で、耳アカを吸い取ってくれるわけだね。よし。これで原稿も素早く仕上がるんじゃなかろうか。

BRUTUS 03/15日号

BRUTUS 03/15日号(03月01日発売)

みんなの食堂 TOKIO×黒板キッチン cui dou laku(くいどうらく)

 「手作りコロッケ定食」が、千円という食堂がある。今、右を向いても左を向いてもグルメ病みたいな連中が多いなかで、「食堂」という響きがいいじゃないか。この食堂の名前は「ひまわり亭」。
 どうして「ひまわり亭」の記事が私の目にとまったのか。それは「胸やけしない」と書いてあったからだ。食堂で、コロッケで、それで胸やけしないというのだったら、よーし、行こうじゃないか。ところでどうして胸やけしないのか。それはどうも新鮮な国産の、ナタネ油を使っているからであるらしい。いやあ、ますます行きたくなったなあ。
 赤沼僚子さんが店主なのだが、「ひまわり亭」をはじめたきっかけは、子供たちに愛情のこもった食事を食べさせたい、ということであったらしい。そうなんだよなあ、なぜ食堂かというと、システムよりも愛情が優先されているからなんだね。――こんなふうに行きたい気持ちにさせるのが、良い記事だ。


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