私のおすすめ

サライ 05/15日号

サライ 05/15日号(05月01日発売)

【インタビュー】岸田文司(奄美大島紬織元・87歳)

 いかん。どうもいかん。私は「サライ・インタビュー」のとりこになってしまったみたいだ。どうも毎回のようにこのページが気になって仕方がない。私も人並に「年」を考えるようになったのだろうか。
 しかしそれにしても岸田文司さんは今、87歳で奄美大島紬の織元として現役だというのだから、本当に頭が下がってしまう。もちろん着物地のことで、俗に「大島」と呼ばれる超高級品のことなんだ。どうして超高級品かというと、ただただ手間がかかる。ほとんどが手仕事で、今もすべて土地の天然染料だけを使って糸を染める。仮に絹糸を黒く染めるにも、同じ作業を100回近くも繰返す。そうすると岸田さんの言う「底艶(そこづや)」というのが、出るらしい。
 しかしこの「底艶(そこづや)」っていい言葉じゃないか。今の時代、なんでもかんでも「上艶(うわっつや)」ばかりだもんなあ。心の奥底から光ってくるような艶こそ本物だよ。岸田さんこそ「底艶」の人だよ。

Hanako(首都圏) 05/08日号

Hanako(首都圏) 05/08日号(04月24日発売)

・世界No.1の朝食シェフ ビル・グレンジャーも実践!? 鎌倉的“eat local”

 ビル・グレンジャーは、「世界最高の朝食シェフ」。B・グレンジャーはシドニーのカリスマ・シェフなんだそうだけれど、ある日、彼が鎌倉を訪れたという話なのだ。鎌倉のどこへ行ったのか。「鎌倉市農協連即売所」。要するに、知る人ぞ知る生産者市場のことだよね。鎌倉近隣の、農家の人たちが、自分たちが育てた野菜などを朝はやくから持ち寄って直売する場所なんだ。B・グレンジャーだけでなく、日本の、いや東京の有名シェフも時どき仕入れに来たりするらしいぞ。それだけ良い食材が、安く揃っているわけだ。しかも大根、ニンジン、キャベツといった身近な野菜から、チコリやビーツといった凝った野菜まで入手できるのが、人気の秘密。これはむしろシェフのほうが農家の人に「今度コレ作ってみてよ」とリクエストすることもあるみたい。つまりここでは会話が活きているんだ。料理も会話、買い物も会話。すべてに大切なのは、コミュニケイションだよ。

ニューズウィーク日本版 04/30・05/07日合併号

ニューズウィーク日本版 04/30・05/07日合併号(04月23日発売)

【Cover Story】Newsweek 映画ベスト100

 「ニューズウィーク」による映画特集なんだけれど、その柱は「わが心の歴代ベスト100」である。たしかに「オレの大好きなあの映画はいったい何位ぐらいに入っているだろうか?」と気になる企画ではある。つい、読みたくなってしまう。
 でも、似たような「映画ベスト100」企画は、これまでにもなかったわけではない。が、今回の「ニューズウィーク」版の特色は、徹底的に国際的というか、アメリカ的なところにある。つまり日本人による「ベスト100」とアメリカ人による「ベスト100」と、どこがどう違うのかを検証? してみる面白さがあるのではないか。
 まあ、それはそれとして、1960年代を代表する映画のひとつとして、「アパートの鍵貸します」が入っていたので、私としては大いに納得したところ。これはもう名作中の名作。だってジャック・レモンとシャリー・マックレーンの最高演技のぶつかり合いだもの……。

サライ 05/01日号

サライ 05/01日号(04月17日発売)

・定番・朝めし自慢 相原丈三(野鍛冶職人・79歳)

 「野鍛冶」という言葉があるの、知らなかったなあ。「鍛冶屋」というのは分かるけれど「野鍛冶」ねえ。これは主として農具などを作る鍛冶屋のことであるらしい。そういえば「刀鍛冶」という言葉はあるものね。
 まあ、それはともかく今年79歳の相原丈三さんは、府中の、現役の、「野鍛冶職人」である。屋号は「かじ福」で、大正はじめの創業とのこと。今なお現役というのも立派であるし、第一、「野鍛冶」は世界遺産に登録したいほどの、貴重な職業ではないだろうか。
 さて、その相原さんは、毎朝の朝食にいったい何を食べているのか。始終、熱い火の前での立ち仕事で、かなりの重労働でもあるはず、それがまあ、なんと腰を抜かしてしまうほど「定番」なんだよ。ごはん、みそ汁、納豆、焼魚、梅干し・・・・・・。ただしミソは、手作りのものを使っているらしい。それにアジの干物もやはり自家製のことだけれど。人間、人生も朝食も「定番」がよろしいようで。

DIME 05/07日号

DIME 05/07日号(04月15日発売)

【DIME SPECIAL(6)】大勢で飲んで盛り上がるのはもう卒業! 春宵は、居心地バツグンのカウンターバーでしっとり一杯!

 ひと口に「バー」といってもその種類はさまざまである。でも、「カウンターバー」ということになると、イメージはかなり絞られてくる。乱暴に決めつけると、いわゆる「オネエチャン」が居ない、ひとり静かにグラスを傾けられるバーを想像するはずだ。
 しかし問題は、「カウンターバー」の最新情報を、今どきの女性たちはしっかりとチェックしはじめていることだ。これは我ら男達もうかうかしていられないぞ。少なくとも彼女たちの会話についていける位の情報は仕入れておかなくちゃ。
 たとえば銀座に「ブラッディ・ドール」という名のカウンターバーがあるとのこと。ここではロシア産ビール、「バルチカ」が飲めるらしい。むろんロシアといえばウオツカでウオツカを飲みながら、「ペリメニ」を食べることもできる。「ペリメニ」は言ってみれば、ロシア風水餃子。「ねえ、ペリメニ食べに行こうか?」。「ああ、銀座のブラッディ・ドールね」なんて知っていたりして。


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